竹尾 環境配慮型の新不織布素材「キナリト LEAF」を発売 繭のような風合いで縫製・立体加工などに対応、プラスチック代替に期待
株式会社竹尾は、木材パルプを主原料とした新たな不織布「キナリト LEAF(リーフ)」の取り扱いを開始した。
木材パルプを原料にした環境配慮素材「キナリト LEAF」
同製品は繭のように柔らかい手触りと高い加工適性を兼ね備え、プラスチック代替素材として新たな可能性を提示している。素材自体が高い質感を持ちつつ、実用性にも優れている点が特長となっている。
石油由来のプラスチック製品と置き換えることで、環境への負荷を軽減することが期待できる。
多様な加工に対応、立体表現や縫製も可能
キナリト LEAFは、従来の不織布と同様に縫製加工が可能であることに加え、エンボスやデボス、空押し、箔押しなどの立体的な加工にも対応する。特に彫刻版を用いた際には、深みのある立体感を出すことができ、デザイン用途の幅が広がる。
さらに、樹脂シート向けの熱プレス成型機にも対応しており、加熱・プレス・トリミングといった成型工程を経て、立体的な製品仕上げも実現できる。素材としての可能性は、パッケージ、アート、ステーショナリーなど、さまざまなジャンルに広がっている。
竹尾 公式サイト:https://www.takeo.co.jp