ミヤコシ スペイン・バルセロナ「Labelexpo Europe 2025」9月16~19日出展 ラベル印刷の不確実性に挑む、AI搭載オフセットと高速水性インクジェットで持続可能な生産体制を提案
株式会社ミヤコシは、9月16日から9月19日までの4日間、スペイン・バルセロナで開催される「Labelexpo Europe 2025」(ブース:Hall 5 / 5A68)に出展する。欧州ラベル印刷市場では、少部数・パーソナライズ需要の拡大に加え、食品・医薬品分野における規制強化や環境配慮への関心の高まりを背景に、印刷会社に対する要求が高度化している。ミヤコシは「Tack a New Label on your Business.」をテーマに、実機デモンストレーションを通じ、生産性と環境性能を高める最新ソリューションを紹介する。
AI アシスト搭載オフセットラベル印刷機「LPS13A」
同社は、間欠LED-UVオフセットラベル印刷機「LPS13A」に、設定操作AIアシストシステム「yaless AI Professional」を搭載し、さらに初出展となる生成AIベースのオペレーターインターフェース「yaless-Eye™」を実装した最新構成を披露する。これにより、設定操作の自動化とスキルレス化を実現し、効率性の向上、品質の安定化、損紙の削減を可能とする。会場では、AIによる高度な自動化とオペレーターとのインタラクティブな連携を体感できる実機デモが行われる。なお、yaless AI Professionalとyaless-Eye™は、9月16日から国内販売を開始する予定。
高速水性インクジェットラベルプリンター「MJP14LXA」(参考技術出展)
「MJP14LXA」は水性顔料インクを採用しながら、1200dpi×1200dpiの高解像度で毎分80メートルの高速印刷を実現する。デモンストレーションでは、鮮明な印刷品質を披露するとともに、開発機の将来像をCG動画で紹介する。
ラベル印刷の持続可能な未来を見据えて
ミヤコシは、印刷現場が直面する不確実性に対し、AIによる効率化と水性インクジェット技術による環境対応を組み合わせ、持続可能性と運用効率を両立する生産体制を提案する。同社は「印刷全方位カンパニー」として、紙メディアのみならずシール・ラベル、カートン、軟包装フィルムといった幅広い基材に対応する技術開発を進めており、今後も印刷の未来に向けた新たな価値を提供し続ける。
「Labelexpo Europe 2025」開催概要
- 会期:2025年9月16日(火)~19日(金)
- 会場:Fira Gran Via(スペイン・バルセロナ)
- ミヤコシブース:Hall 5 / 5A68
- URL:https://www.labelexpo-europe.com/