アグフア CTPプレート価格改定、アルミ価格2年前の2倍

日本アグフア・ゲバルトは2022年4月1日、オフセット用CTPプレート製品の価格改定を実施する。上昇幅は18%。

昨年、同社はアルミニウムをはじめとした原材料の高騰により、CTPプレートの価格および関連薬品の価格改定を実施した。その後もアルミの高騰は留まらず、2年前の価格の2倍に達している。

異常な高騰はアルミ製錬国の電力事情や環境問題で今後も継続するものと見込まれている。また、新型コロナウイルスの感染拡大により物流網が大幅に停滞し、物流コストはコロナ前よりも大幅に跳ね上がっている。

アグフア・ゲバルトでは事業の再編成、遊休資産の売却、製造工程での生産効率の改善などでコスト吸収に努めてきたが、すべてを吸収するまでには至らず、価格改定を実施することになった。

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