【秋田県秋田市】アキタプリントセンターなど2社 破産手続き開始決定受ける

秋田県秋田市の 株式会社アキタプリントセンターと、関係会社の富士エンタープライズ株式会社(同住所)は、5月21日、秋田地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は、アキタプリントセンターが約4,200万円、富士エンタープライズが約300万円で、2社合計で約4,500万円。
アキタプリントセンターは、1976年に設立した印刷業者。秋田市内のホテルや商業施設、ゴルフ場などを主要得意先とし、伝票などの印刷物の受注を得て売上を伸ばしていた。しかし、近年はユーザーが自社印刷することが多く、売り上げ高が減少。自社印刷から外注印刷に切り替え、人員を削減する等でしのいでいたが、新型コロナ感染拡大の影響により売り上げの減少に歯止めがかからず、事業の継続が困難となったことから、2023年頃に事業を停止した。富士エンタープライズは、1980年に設立。アキタプリントセンターの補完業務として広告代理などを行い実質一体の経営となっていたが、同社に連鎖した。

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