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凸版印刷 トッパンDXの新拠点『ICT KŌBŌ』を新設、システム開発部門を強化

長野県の木材を活用した温もりのあるエントランス
長野県の木材を活用した温もりのあるエントランス

凸版印刷は、システム開発部門の強化を目的として、長野県飯綱町にシステム開発拠点『ICT KŌBŌ(アイシーティーコーボー)』(以下、本施設)を新設した。廃校となった小学校を活用した施設『いいづなコネクトEAST』内に入居し、4月20日に稼働を開始した。

同社はものづくりから卸、小売り、生活者にいたるサプライチェーン全体のデジタル化により顧客の事業変革を支援する『T-DX(トッパン・デジタルトランスフォーメーション)』を推進している。新施設は、T-DX事業の核となるシステム開発部門の体制強化を目的とした開発拠点拡充の第1弾。地元教育機関の卒業生やU、I、Jターンの人財採用によるデジタル人財の確保と育成も進める。開設時、オフィスにはセキュアビジネス系プラットフォーム関連部門の社員約4名が駐在。今後は現地の人財採用を進めることで、規模の拡大を予定。

施設の開設により、同社はT-DX推進に向け、全国に開発拠点の拡充を推進しさらなる体制強化を図るとともに、地方環境を活用した地域の人々や企業との交流による新事業創出、現地雇用拡大などの地域活性化を目指す。また、リモートワークや通勤時間の短縮などワークライフバランスの観点で多様な働き方を推進する。

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