コニカミノルタジャパン クイックスへ印刷業界向けMAツール「Printバル」を導入 未開拓業界の売上を10倍に伸長

コニカミノルタジャパン株式会社(以下 コニカミノルタジャパン)は、株式会社クイックス(以下 クイックス)がプリントメディア連動のデジタルマーケティングを提供するクラウドサービス「Printバル」を導入したことを発表した。

「Printバル」はデジタルでのアプローチに加え、チラシ、DM等のプリントメディアによるリアルなアプローチを複合的に行うことでマーケティング効果を高められるサービス。
印刷物の受注のみならず販促支援まで担うことで、クライアントとの強固な関係を構築できる印刷会社様向けのサービス。運用は負担の少ない「スモールスタート」から始められ、サービスの多様化や新規事業展開へ向け共に課題を解決し、新しい価値の創造を支援することができる。

株式会社クイックス 代表取締役社長 岡本 泰氏(右)、第二営業部 副部長 山下 二郎氏(左)

クイックスは展示会で獲得した顧客情報の整理やマーケティング施策の効率化を目的に、自社に最適なマーケティングオートメーション(MA)ツールを検討していた。
同社ではWEBマーケティング施策(デジタル)を推進していたが同時に、紙のDM(アナログ)のマーケティングが必要な顧客もいた。そこで、デジタルとアナログの両方のマーケティング施策の効果測定を組み合わせることができる「Printバル」に興味を持ち、導入を決意した。
クイックスでは、DM施策の効果を最大化することを目標に掲げ、送付したDMから自社セミナーへ誘導する施策を実施した。

DMの効果測定とそのレポーティングにはマーケティングの専門的な知識が必要とされるが、コニカミノルタジャパンがクイックスの抱える課題や実現したい目標をヒアリングし、的確なサポートを行ったことで、約3週間でPrintバルの運用体制を整え、質の高いDM施策を実施することができた。
その結果、これまでWEBマーケティング施策ではアプローチできていなかった業界の売上を、以前の10倍にまで成長させることにつながった。

クイックスの担当者は、「DMとMAツールの組み合わせに可能性を感じています。コロナ禍をきっかけに多くの企業がメルマガ施策に取り組み始めた結果、メールの受信箱には見切れないほどのメールが届くようになり、以前よりもメール1通の価値は下がってしまいました。そもそもクリックして開封されないと読まれないメールとは違い、手元で自然と目に入るDMは、このコロナ禍で相対的に価値が上がったと思います。こうした流れの中で、MAツールでDMの投資対効果を改善し、DMのデザインや質の向上に目を向けるようになれば、さらに成果が得られるはずです。」と述べている。

関連記事

最新記事