「2023九州印刷情報産業展」に7749人来場、広告業界と共同で開催。九州からDXの基盤示す

九州印刷情報産業展実行委員会(九州印刷材料協同組合、福岡県印刷工業組合、福岡印刷工業協同組合、九州広告美術業組合連合会)主催の「2023九州印刷情報産業展」が6月2日と3日の両日、福岡市博多区築豊本町の福岡国際センターで開催された。105社、175小間が出展し過去最大規模となり、九州各県及び山口、沖縄の各県から7749人が来場した。

賑わう九州印刷産業展会場
九州印刷産業情報展会場

樋口幸嗣実行委員長(西日本製本機材株式会社)は、「九州沖縄を含む九州地区印刷協議会ならびに福岡県印刷関連団体、九広連よりコラボレーションに共催をいただき、九州になくてはならない展示会として高い評価と実績を得ている。今年のテーマは『九州からデジタルトランスフォーメーションの基盤を目指す』とした。DXはデジタル技術やデータを活用してビジネスを変革するという印刷業界の得意分野でもある。新たな価値を生みだす情報を得る場として活用して頂いている」と開催意義を述べた。

また九州広告美術業組合連合会の波田英次会長は「デジタル化の進展で広告業界は大きく変貌している。しかし、Webや画像で思いが伝わるのでしょうか。会場でリアルで様々な商材に触れて体験して頂きたい。九州では福岡で天神ビッグバンや博多コネクティッド計画、九州各県のターミナル駅周辺の開発など様々なプロジェクトが進んでいる。リアルとデジタルが融合した未来をこの九州から発信していく」と開催の意義を強調した。

会期中は初日の2日が44480人、3日が3269人、2日間で計7749人が来場し、会場は活気に溢れた。

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