アドビ セルシスの「CLIP STUDIO PAINT」がAdobe Fontsの新仕様 Adobe-Manga1-0に対応へ

アドビ株式会社は、株式会社セルシスが提供しているイラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」が、「Adobe-Manga1-0」に対応する予定であることを発表した。
これにより、マンガのセリフ表現に特化した特殊文字の互換性が向上し、より豊かなマンガ表現が行えるようになる。

アドビの新しいテキストフォーマットが業界標準として今後活用されていくと、様々なマンガフォント間の互換性と、相互運用性が向上することが期待される。セルシスの「CLIP STUDIO PAINT」は、マンガを制作する多くのクリエイターが利用しており、アドビの「貂明朝アンチック」をはじめとしたマンガ向けのフォントの活用が想定される。このことから、セルシスとアドビは、フォントの互換性を高めるための情報交換を行っている。

なおアドビは、2023年11月、マンガに最適なフォント「貂明朝アンチック」と合わせて、業界標準を目指して新しく定めた文字コレクション「Adobe-Manga1-0」を発表している。

「CLIP STUDIO PAINT」がAdobe Fontsの新仕「Adobe-Manga1-0」に対応予定

セルシス 「CLIP STUDIO PAINT」がAdobe Fontsの新仕様「Adobe-Manga1-0」に対応予定
https://www.celsys.com/topic/20240305

アドビ マンガに最適なフォント「貂明朝アンチック」登場
https://blog.adobe.com/jp/publish/2023/11/16/cc-design-tenmin-antique

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