日印産連 フジサンケイビジネスアイ 「第71回全国カレンダー展」「第61回全国カタログ展」表彰式開催

挨拶する浅野健副会長
挨拶する浅野健副会長

日本印刷産業連合会およびフジサンケイビジネスアイ主催の「第71回全国カレンダー展」と「第61回全国カタログ展」の表彰式が1月20日、東京都千代田区の東京サンケイビルで開催された。表彰式では経済産業大臣賞、文部科学大臣賞をはじめとする各賞が、カレンダー展でBtoB向けの第1部門、BtoC向けの第2部門、出版・小売販売・既成品の第3部門、カタログ展で図録部門、カタログ部門のそれぞれの受賞者に贈られた。

主催者を代表して日印産連の浅野健副会長は、「今年は令和最初のカレンダー展になった。日常の生活はテクノロジーによって大きく変わりつつある。特にデータ活用とデジタル技術の進化は著しく、デジタルトランスフォーメーションによって生活やビジネスが大きく変革している。その様な中でも、カレンダーやカタログは日頃の生活になくてはならないものであり、デジタルメディアと連動したものや、感性に訴えかけるデザイン性の高い作品を数多く目にするようになった。社会の変化に合わせて印刷メディアの新しい役割や付加価値が増してきていると感じる」と挨拶した。

経済産業大臣賞を受賞者
経済産業大臣賞受賞者

経済産業大臣賞を受賞したのは、カレンダー展の第1部門「A TAPESTRY OF LIGHT 光耀」(三菱電機㈱発行、凸版印刷㈱出品)、第2部門「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生涯と筆跡カレンダー」(ミサワホーム㈱、大日本印刷)、第3部門「camouCollage 2020カレンダー」(camouCollage、大日本印刷)。カタログ展からは図録部門「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」(HeHe、光村印刷㈱)、カタログ部門「スマホの友」(ソフトバンク㈱、凸版印刷)。

文部科学大臣賞は、カレンダー展の第1部門「棟方志功カレンダー」(㈱新学社、大日本印刷)、第2部門「2020年 オリンパス/WWFカレンダー」(オリンパス㈱、凸版印刷)、第3部門「開館30周年記念 2020年横浜美術館コレクションカレンダー」((公財)横浜市芸術文化振興財団、相澤事務所㈱)、カタログ展では図録部門「顔真卿 王義之を超えた名筆展 図録」(㈱毎日新聞社、日本写真印刷コミュニケーションズ㈱)、カタログ部門「Graphic Art&Design Annual2018」((公財)DNP文化振興財団、大日本印刷)が受賞した。

今回の受賞作品は1月24日まで東京サンケイビルB1F、B2Fブリックギャラリー(東京都千代田区大手町1-7-2)、2月25日~3月5日まで平和紙業㈱ペーパーボイス大阪(大阪市中央区南船場2-3-23)で公開される。

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