【page2020】コダック Taking Print Further. Together―印刷の可能性をさらなる高みへ―

コダックのブースイメージ
コダックのブースイメージ

コダックジャパンは「Taking Print Further. Together―印刷の可能性をさらなる高みへ―」をテーマにpage2020で、さらなるコスト削減と効率化、自動化に貢献する最新のスマート・プリプレス・ソリューションを紹介する。

主な出展内容は、UV対応完全無処理CTPプレート「KODAK SONORA CX2」、「KODAK ACHIEVEプレートセッター+KODAK Mobile CTP Control App.」、クラウド型サブスクリプションパッケージ「KODAK PRINERGY VME Managed Services」、「KODAK PROSPER Plus」などを予定している。

日本全国47全都道府県で500社を超える導入実績を持つSONORAの新製品SONORA CX2は、従来モデルのSONORA CXの性能をさらに高め、UV印刷における耐刷性を50%向上しただけでなく、視認性・耐傷性もさらに20%向上している。UV耐刷性が大幅に向上し、様々な印刷資材や印刷条件への対応幅が大きく広がったことで、商業印刷や出版印刷のみならずパッケージ印刷の市場ニーズにも対応可能となった。ブースでは実際にSONORA CX2の出力実演を行い、その視認性の高さを披露する。

KODAK ACHIEVEプレートセッターは、コダックが誇るロングセラーCTPのTRENDSETTERと同じベースフレームを採用し、高い信頼性と経済性、優れたメンテナンス性、省スペース性に加え、大幅な省電力化も実現している。ACHIEVEは、A全印刷機/B2輪転機対応のACHIEVE T400と菊全寸のび判対応のACHIEVE T800をラインアップし、セミオート(SA)からオートアンローダー(AU)、オートローダー(AL)、シングルカセット(SCU)、マルチカセット(MCU)まで多彩な自動化モデルがニーズに応じて選択可能。

KODAK ACHIEVEプレートセッター
KODAK ACHIEVEプレートセッター

ブースではACHIEVEプレートセッターでのSONORA CX2の出力実演に加え、「KODAK Mobile CTP Control App.」のデモも実施する。

PRINERGY VME(仮想マシン環境)は、各ユーザー用に仮想化されたPRINERGYソフトウェアが、コダックによりホスティング、管理される業界初のクラウド型サブスクリプションパッケージ。Microsoft Azureと連携し、ワークフローの中核を成すプリプレスソフトウェアが、24時間365日、最適なレベルで稼働するよう支援する。コダックはシステムの保護に万全な体制を敷いて、データのバックアップを複数のデータセンターで分散して行う。これにより堅固なセキュリティーはもちろん、災害時の復旧とビジネスの継続を万全な体制でサポートする。オンプレミス(自社内)のローカルサーバーの運用・管理・メンテナンスを直接行う必要がなくなるため、サーバー所有コストの削減、管理・メンテナンスの労力の負荷軽減が図れる。ユーザーは、自社のITインフラストラクチャーを合理化できるため、システムのコスト面の問題や制約から解放される。

KODAK PRINERGY VME Managed Servicesのイメージ
KODAK PRINERGY VME Managed Servicesのイメージ

ブースでは、KODAK PRINERGY VME Managed Servicesに加え、Webポータルシステムの「KODAK INSITE」や、カラーマネージメントソフトウェアの「KODAK COLORFLOW」、面付けソフトウェアの「KODAK PREPS」といった多彩なPRINERGYソフトウェアファミリーを実演する。

新しいKODAK PROSPER Plusインプリンティングシステムは、オフセット、フレキソ、およびグラビア印刷会社の、印刷および加工業務にデジタル印刷の価値を統合できる。ナローとワイド両方の構成を選択し利用できる多目的なPROSPER Plusシステムは、様々な素材やアプリケーションにモノクロまたは4色のコンテンツを印刷するのに最適となっている。ブースではインクジェットヘッドを展示し、その幅広い応用分野を印刷サンプルなどを交えて紹介する。

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