大日本印刷 個別指導を支援する学習管理システムの実証研究開始

大日本印刷は、日本マイクロソフトの協力のもと、学校で日々行われる小テストをデジタル化し、解答結果の集計・分析を容易にすることで教師の個別指導を支援する学習管理システムの実証研究を開始する。

実証では、東京都杉並区ほかの複数の学校で、授業内で日々行われる小テストをタブレット端末で行う。小テストのコンテンツには、これまで手書きで解答していた「東京ベーシック・ドリル」(東京都教育委員会発行)を、タブレット端末で解答できるようにする。児童がタブレット端末で解答すると、自動で採点され、結果はデータで確認できる。これにより蓄積される日々の小テストのデータから、年に数回の定期テストでは発見できなかった弱点・傾向を個人やクラス単位で日常的に把握することが可能になる。

今後は、学習結果をもとに、児童一人ひとりに合った教材をシステムが自動的に提示することで、個別学習の効果を高める実証も計画している。

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