モトヤフォント 年間ライセンス「LETS」に参画へ、最新動向を発表

株式会社モトヤは12月7日、大阪市内で記者発表会を開き、フォントワークスが展開する年間ライセンス形式のフォント導入システム「LETS」事業に参画し「モトヤLETS」の提供を、来年2月初旬からスタートすることを発表した。

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記者会見で発表するモトヤ・古門社長

記者発表会では、来年1月に大阪で開催する「MOTOYAコラボレーションフェア」および汎用ARソリューション 「junaio」の最新情報についても紹介した。

LETSは、1PCに対し、1ライセンスの年間契約のフォント導入システムで、包括的なフォント環境をサポートする。古門慶造社長は、「モトヤ書体の開発は1950年代から始まり、現在に至っている。長年にわたる書体開発の歴史の中で変わらないものが『可読性』と『文字の美しさ』の追求である。モトヤLETSのリリースを通して、多くのお客様にモトヤフォントの可能性が切り拓かれると確信している」と解説した。

モトヤLETSについては、『3年コース』が入会金3万円・年会費2万4,000円・1PC1年間、『1年コ ース』は入会金3万円・年会費3万6,000円・1PC1年間。提供フォントは、OpenTypeフォント336書体、TrueTypeフォント338書体。対応OSは、Macintosh 10以降、Windows Vista以降。

また、「MOTOYAコラボレーションフェア」は、来年1月29日と30日に、大阪のOMMビルで開催する。会場では、ソフトウエア、オンデマンド&プリント、周辺機器、フィニッシングコーナー、印刷資材、印刷会社、コンサルティングなどが出展して多様な提案を行うほか、P-1グランプリン2016、“もえしょく”コーナー、イベントコーナー、セミナーなど多彩な内容で行われる。

汎用ARソリューション 「junaio」について、モトヤと業務提携を行っている株式会社ウイズが、新しいサービスを加えて展開していることも明らかにした。

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