ディー・エル・マーケット DNPと連携で書籍のPODサービス開始

PODサービスイメージ
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ディー・エル・マーケット株式会社(東京都渋谷区、江幡哲也社長)はこのほど、大日本印刷株式会社と連携し、パートナー契約を締結する出版社のコンテンツ販売支援を目的に、注文に応じて印刷、製本化し販売する「プリント・オン・デマンド」サービスを開始した。

ディー・エル・マーケットが運営する「DLmarket」は、ソフトウェアや電子書籍さらには資格・試験等の問題集など多種多様な商品を15万点以上取り扱い、約60万人の会員が個人間売買を展開する、デジタルコンテンツに特化した日本最大級のC to Cマーケットプレイス。3月には企業・団体が保有するコンテンツを直接、個人向けに販売するB to Cマーケットプレイスへの取り組みを強化する一環として、出版社との提携を開始。電子書籍の 取扱いに本格参入した。

今回のPODサービスの導入により出版社は、DLmarketで販売する書籍データを大日本印刷が提供する印刷・製本技術を用いて書籍化し、販売することが可能になる。利用者は、コンテンツ価格に加え、製本代金を支払うことで製本版が購入できる。

出版社が保持するコンテンツの中には、絶版本や、希少性の高い作品、大量印刷が難しい専門書など、 書籍販売において課題がある商品が存在する。DLmarketでは、電子書籍流通と印刷書籍流通がカバーしきれないコンテンツニーズにも対応し、利用者の期待に応えるとともに、出版社の販売支援に貢献し ていきたいとしている。

DLmarket
http://www.dlmarket.jp/

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