グローバルグラフィックス カシオカラープリンタにHarlequin Embedded RIP提供

グローバルグラフィックスのHarlequin Embedded RIP が、カシオ計算機の日本向けカラーページプリンタ『SPEEDIA GE6000』の機能を拡張する同社のオプション製品に搭載された。

カシオはデジタル技術を核として、時計・電子辞書・電卓・電子楽器・デジタルカメラなどのコンシューマ向け製品や、ページプリンタ・ハンディターミナルなどのシステム機器の製造と販売を行うグローバルな企業。グローバルグラフィックスは、オフィスプリンタから最新の高速インクジェットプリンタに至るデバイスで、PDL(ページ記述言語)の高性能レンダリングを提供するHarlequin RIPエンジンを開発している。

カシオは、フルカラーを38PPMで印刷できるページプリンタ『SPEEDIA GE6000』の機能を拡張し、汎用PDLへの対応などを実現することで、より幅広いニーズに応えることを企画。そのためにカシオは、GE6000用のオプションとして企画した『拡張PSフルセット』(GE6000-PSS-FUL)に、Harlequin Embedded RIPを搭載することを決定した。 今回、カシオが採用したHarlequin Embedded RIPには、グローバルグラフィックスの3製品(カラーマネージメントソフトウエアHarlequin ColorPro™・欧文フォント・欧文フォントエミュレーション)が含まれる。これらを含むHarlequin Embedded RIPにより今回、PostScript®データのネイティブ処理が行えるPostScript互換と、PDFファイルのPCレスプリントを可能としている。

関連記事

最新記事