日本製紙連合会 【2025年４月紙・板紙需給速報】紙・板紙の国内出荷は前年同月比0.7％減で3ヵ月連続のマイナス
日本製紙連合会は2025年４月の「紙・板紙需給速報」を発表した。
紙・板紙の国内出荷は前年同月比0.7％減で3ヵ月連続のマイナスとなった。用途別では、グラフィック用紙が2.6％減で6ヵ月連続のマイナス、パッケージング用紙は0.2％減で3ヵ月連続のマイナスとなっている。主要品種は塗工紙、包装用紙、衛生用紙を除きマイナス。
国内出荷は減少傾向が続き、衛生用紙のみ３ヵ月ぶりのプラス
主要品目別に見ると、新聞用紙の国内出荷は前年同月比9.8％減、47ヶ月連続のマイナス。印刷･情報用紙の国内出荷は前年同月比0.3％減、6ヶ月連続のマイナス。輸出は9.4％減、2ヶ月ぶりのマイナス。包装用紙の国内出荷は前年同月比1.9％増、2ヶ月連続のプラス。輸出は6.9％減、3ヶ月連続のマイナス。段ボール原紙の国内出荷は前年同月比0.1％減、3ヶ月連続のマイナス。輸出は14.1％減、3ヶ月連続のマイナス。白板紙の国内出荷は前年同月比2.3％減、2ヶ月連続のマイナス。輸出は47.4％減、3ヶ月連続のマイナス。衛生用紙の国内出荷は前年同月比1.6％増、3ヶ月ぶりのプラス。