ジーティービー 無処理版の取り付けミスをなくすマーキング撮影システム

ジーティービーは2月9日まで東京・池袋のサンシャインシティで開催されているpage2018に無処理版マーキング撮影システム『Alumiru(アルミル)』を参考出品している。

現像工程が不要の無処理版は版面の絵柄のコントラストが出にくく、印刷機への版の取り付けミスが発生する恐れがある。新製品は無処理版の余白にバーコードを描画。CTPシステムから出力後にバーコードを撮影する。バーコードのコントラストが低くても同社の画像処理技術を活用してバーコードを読み取る。読み取ったデータをもとに、CTPシステムの排出部にインクジェットヘッドなどを取り付けて、版の情報を印字する仕組み。これまで版の取り付けミスを避けるために、無処理版出力後にオペレータが版面にペンで情報を書き込んでいた。新製品はそうした書き込みの作業を省く。

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