リコー PODのワークフローを効率化するソフト「RICOH TotalFlowBatchBuilder」

ricoh2リコーは、2017年2月1日、プリントオンデマンドの印刷ソリューションを提供する「TotalFlow(トータルフロー)」シリーズの新製品として、商業印刷向けのソフトウェア「RICOH TotalFlowBatchBuilder(バッチビルダー) V2」を発売する。価格はオープン価格。

印刷業界では、インターネットを通じて、受注/入稿から、制作、印刷、後加工などを経て納品するWeb to Print の仕組みが普及し始めている。また、出版分野を含め、デジタル印刷機の導入によるオンデマンド印刷への対応も進んでいる。このような背景の中、印刷事業者にとっては、小ロット化、短納期化に伴う業務量増加をいかに抑えるかが課題となっている。

新製品は大量の多品種・少量の印刷ジョブを、使用する用紙、後工程の処理方法などの属性によって括り、自動実行させることで作業効率を向上する。既存の受注システムや、MIS(経営情報システム)、Web to Printのソフトウェアなどの上流システムとの接続も可能。XML形式、CSV形式、JDF*1のジョブチケット、コンテンツであるPDFのホットフォルダーへの投入や、JMFによるメッセージングなど、様々なフォーマットのファイルやメッセージング・プロトコルで、人手を介さずジョブ情報とコンテンツを受け取ることができる。

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