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加藤製本 ”マカロン付箋”が女性のハートをキャッチするギフトグッズコンテストの大賞を受賞

2021.10.29

加藤製本‗受賞top

 

加藤製本のオリジナル商材である『マカロン付箋コレクションボックス』が、東京ビッグサイトで10月13日から3日間にわたり開催された東京インターナショナル・ギフト・ショーで行われた商品コンテストにおいて大賞を受賞した。同社は初出展での大賞受賞となった。

 

 

ギフトショーの「女性のハートをキャッチするギフトグッズコンテスト」で受賞

加藤製本‗表彰式

「女性のハートをキャッチするギフトグッズコンテスト」で大賞を受賞し、表彰を受ける加藤製本のマカロン付箋考案者(右)

 

今秋で92回目を迎える東京インターナショナル・ギフト・ショーは、今回、1,239社が出展し、100万点以上の様々な商材が出展され、世界中のバイヤーから日本の良い商品に熱い視線が注がれた。

加藤製本の大賞を受賞した『マカロン付箋コレクションボックス』は、マカロンの形を模した付箋の化粧箱入りの3個セット。会期中に行われた4つの商品コンテストのうちの「女性のハートをキャッチするギフトグッズコンテスト」で受賞となった。

 

『マカロン付箋コレクションボックス』を考案したのは、20年近く上製本の表紙貼機のオペレーターをしていた女性社員。上製本の減少に伴い、2017年にデザイン部門に転属となり、イラストレーターやフォトショップなどを学んだ後、キャリアを4年積んで、今回の受賞となった。作品開発のきっかけは、「世の中にない商品をつくれ」という加藤社長の指示のもと、同社が上製本を得意としていることから、「上製本の丸みを活かした商品をつくることで、他の商品と差別化を図ることが可能になるのでは」と考えたという。

 

社内の技術とノウハウが製品化を後押し

実現に際して、同社が業界でいち早く手がけたデジタル加飾技術も活用。マカロンの形状に紙をカットするレーザー加工機は元々、断裁機のオペレーターだった男性社員と紙折機のオペレーターだった女性社員がゼロから技術を習得し、焼け焦げが少なく、しかも精度の高い加工を実現している。

また、マカロンの立体形状を実現するためにはイラストレーターのような平面のデザインでは限界があったことから、CADの技術も組み合わせている。技術担当役員が元々、機械の設計技師だったこともあり、立体造形の設計を可能にした。

そして最終工程でのマカロン形状に仕上げる作業では、効率と精度が課題となったという。紙を1枚1枚重ねていく中で、少しでも位置ずれが生じるとマカロンの形状が崩れ、商品にならなくなってしまう。そこで精度と効率を両立させるため、製本を熟知したベテラン社員などを含めて試行錯誤が繰り返し、独自の治具なども開発。採算ベースに乗るコストを実現している。

 

なお加藤製本は、2017年に商品の企画から製造販売まで手掛ける文具・雑貨のブランド「クルーシャル」を立ち上げている。「クルーシャル」としては、これまで50点以上もの商品を世に送り出しており、楽天市場やLoftなどで商品部門別の1位を獲得するなど、着実に成果を伸ばしてきているという実績を持っている。

 

加藤製本株式会社

東京都新宿区水道町4-3 http://www.katoseihon.com/