日本HP KADOKAWAの書籍製造プラットフォームにデジタル印刷機採用

日本HPは、KADOKAWAが新たに構築する書籍の製造プラットフォームに、HPのデジタル印刷ソリューションを採用したと発表した。
KADOKAWAは、所沢市の旧所沢浄化センター跡地に最新の生産設備を導入した施設を建設し、新たな生産および物流の拠点とする新プロジェクトを開始した。プロジェクトは、「コンテンツ産業のリーディング・カンパニーを目指す」というKADOKAWAのビジョンのもと推進される。
KADOKAWAは、読者の多様なニーズに応え、書籍の迅速な生産と発送を可能とする最適なシステムの構築にむけて準備を進めている。今回、その一環として出版物に合わせた適切な量の生産に対応する新たな書籍製造プラットフォームを構築し、2018年より順次稼動を予定している。
プラットフォームには、「HP PageWide Web Press T490M HD」や「HP Indigo 50000デジタル印刷機」をはじめとする最新のHPデジタル印刷機及び、製本・後加工機や出版に特化したワークフロー管理システム等を含む。これにより、文庫、ライトノベル、新書、コミック等の本文、口絵、表紙、カバー、帯にいたるまでを一貫生産することができる。

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