SCREEN プリント基板用直接描画装置が優秀省エネ機器表彰で日本機械工業連合会会長賞受賞

SCREENホールディングスは、グループ会社であるSCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズが開発・販売するプリント基板用直接描画装置「Ledia 5(レディア・ファイブ)」がこのほど、一般社団法人日本機械工業連合会主催の「第36回優秀省エネルギー機器表彰」で、「日本機械工業連合会会長賞」を受賞したと発表した。

「Ledia5」は、業界における水銀ランプへの規制が懸念される中、環境に配慮するため、従来の直接描画装置の光源に使用していた超高圧水銀ランプをUV-LED(紫外線LED)に変更。光源の寿命を約8倍に延ばすことにより、光源の交換頻度と、交換部材の資源を大幅に削減した。また、プリント基板1面(530×406mm)当たりの消費電力(CO2発生などの環境負荷)は、同社従来装置比56%減を実現。さらに、顧客ごとに仕様が異なるさまざまな感光材(フォトレジスト)に対応するため、複数波長のUV-LEDを合成し、波長の出力レベルを自在に制御する技術を開発・搭載している。

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