第54回造本装幀コンクール 2021年の開催を決定

昨年の展示イベントの様子
昨年の展示イベントの様子

日本書籍出版協会、日本印刷産業連合会は、コロナ禍の影響で延期となっていた両団体が主催する第54回造本装幀コンクールを2021年に改めて開催することを決定した。

同コンクールは、「本」を作り出すために必要な造本技術、装幀とデザイン、読者が親しみやすい「本づくり」などを含めた書籍制作にかかる成果を総合的に評価する国内唯一のコンクール。

第54回コンクールでは、SNSや企画イベント等を通じて、出品作品の認知度や販促にもつながる取り組みを強化しながら、本の持つ魅力を広くアピールする。

★新たな取り組み★

・対象書籍は2019年~2020年の2年間に初版発行された書籍

・三賞審査員に印刷関係者を招聘

・第54回コンクールに限り奨励賞を6点まで授与

・日本製紙連合会賞を新設

・SNS等による参加作品のプロモーションを図る(審査員講評・インタビュー記事などを配信)

・出品書籍の販促企画実施(過去には、SHIBIYA TSUTAYA、東京堂書店等で展示・販売イベントを実施)

★コンクール概要★

各賞三賞=文部科学大臣賞・経済産業大臣賞・東京都知事賞(各1点)、審査員奨励賞(6点以内)、日本書籍出版協会賞・日本印刷産業連合会会長賞(各6点)、読書推進運動協議会賞・日本図書館協会賞・日本製紙連合会賞・出版文化産業振興財団賞(各1点)

三賞審査員柏木博(デザイン評論家)、浜田桂子(絵本作家)、

秋山伸(グラフィック・デザイナー)、濱崎実幸(ブック・デザイナー)、中江有里(女優/作家)

◎審査対象作品:2019年1月1日~2020年12月末までの初版発行書籍

◎作品募集期間・申込方法:2021年1月末~4月末(予定)

◎申込方法:Web申込(申込先は後日ご案内)

◎審査会実施予定日:2021年5月~6月(調整中) ※感染対策を徹底し開催

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