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ハイデルベルグ スタール誕生70周年でポストプレスイベントを6月に開催

2019.5.13

スタールフォルダー誕生70周年記念ロゴ

スタールフォルダー誕生70周年記念ロゴ

ハイデルベルグ・ジャパンは、折り機のスタールフォルダー誕生から70周年を記念して、6月13日と14日、東京都品川区の東京本社カスタマーセンターでイベント「Power of Postpress with Push to Stop」を開催する。

 

今回のイベントでは、①実機を使ったデモンストレーション、②製本のプロによるセミナー、③製本の見本市製本の3つで構成される。中でも見本市では、プロが制作したポストプレスで魅力度を増した紙媒体が一堂に紹介される。

高速断裁機 ポーラーN137 PACE

高速断裁機 ポーラーN137 PACE

出展機種は、高速断裁機 ポーラーN137 PACE、デリバリが楽になった紙折り機 スタールフォルダーKH82-P+CC41(コンビカーブ)+パラミディス アルファhd50、打抜き/箔押し機 KAMA DC76 Foil、日本初出展のフォルダーグルアー KAMA FF52i。会場では、それぞれデモンストレーションも行われる。

 

なお、今回のイベント開催に向けて、ハイデルベルグ社 ポストプレス製品責任者のマイケル・ノイガルト氏がコメントを寄せている。

紙折り機 スタールフォルダーKH82-P+CC41

紙折り機 スタールフォルダーKH82-P+CC41

「スタールフォルダーが70周年を迎えたことを大変嬉しく思っています。私たちにとってこれは偉業です。そして、これは一重に皆様のおかげによるものです。

皆様と共有させて頂いた経験と、皆様からお聞かせ頂いたご要望が、ピークパフォーマンスマシンと呼ぶ最高の折り機を開発することを可能にしてくださいました。そして日本のお客様のために、そうした最高の機械をパッケージにしてお見せするオープンハウス、“パワーオブポストプレス“を東京で開催する機会を持たせて頂きました。

この機械を私たちが好きで仕方がないくらい、皆様も私たちの機械を気にいって頂ければ大変嬉しく思います。

こうしたイベントが、今後も数十年に渡って、さらにポストプレスの生産を改善していく機会を私たちに与えてくれるものと信じています。ここで言うポストプレスの生産というのは、それらによってお客様の生産性が向上し、今後の成功が約束されるために、データ接続性、ワークフロー、ポストプレスの組織を含め、よりよい機械、より早い機械を意味しています。」(一部抜粋)

 

■スタールフォルダー誕生から70周年

 

打抜き/箔押し機 KAMA DC76 Foil

打抜き/箔押し機 KAMA DC76 Foil

印刷機材見本市のdrupaでスタール折り機が初めて紹介されたのは、1954年に遡る。1960年には、現在のルートヴィヒスブルクーネッカーヴァイヒンゲンに工場を移転。その後、58/72/86の機械サイズ、100㎝幅の羽根折りタイプを発表している。羽根ナイフタイプのコンビネーション折り機も58/72/86cm幅をリリースするなど製品ラインを充実。加えて1999年には、ハイデルベルグ社のグループ企業となり、世界へ広く販売されていくようになる。

フォルダーグルアー KAMA FF52i

フォルダーグルアー KAMA FF52i

日本に初めてスタールが紹介されたのが1964年(当時の印刷機械貿易㈱)。スタール折り機の高生産性、高品質、操作性の良さが世界でも広く受け入れられ、日本上陸4年後の1968年には、世界1万 台目、1980年には2万台目の機械を納入している。

その後も、羽根折りタイプ機T58/T72/T86/T100を、1977年には安定給紙を実現したトリマットヘッドを装備したスタールO-MATシリーズ、1984年に電子制御のナイフを装備したコンビネーション折機KCシリーズなど、新機種を開発し、市場投入してきた。

スタールは折り機の世界にさまざまなイノベーションをもたらしてきた。drupa’86では世界で最初の羽根寸法を自動化した羽根タイプ折り機を、drupa’95は電子制御コントローラーを搭載したTD/KDシリーズを発表している。drupa2004では、新世代の折り機となるスタールフォルダーTH/KHシリーズを発表し、レッドドットデザインアワード、PIA / GATFインターテックアワードも受賞している。このTH/KHシリーズは、現在までに世界中で3,500台以上が納入されている。

 

その後、生産性が強く望まれるようになると、drupa2008で前準備時間を大幅に短縮したコンビネーション折り機KH82を発表し、新基準生産スピード毎分230mを実現。drupa2012では、印刷機同様のストリーム給紙を可能したTX96/82を発表し、オフ輪同等の折り生産を枚葉タイプ折り機で実現する。なおdrupa2016では、生産性とともに自動化も大幅に進め、A4×16ページ折り、毎時15,000枚を実現したKH82-Pを発表し、人手不足を課題するシステムとして提案した。

 

【ポストプレスイベントPower of Postpress with Push to Stop概要】

会期:6月13日(木)13時~17時30分、14日(金)11時~16時

会場:ハイデルベルグ・ジャパン株式会社東京本社カスタマーセンター(東京都品川区東品川3-31-8)

セミナー:

13日 セミナー1 製本のプロ3社が語る「圧倒的なページ折りの生産性で未来を作る~KH82-P導入事例を紹介~」

セミナー2 「労働負荷削減と効率化の両立のために~自動断裁システムPACEがなぜ必要なのか?~」

14日 セミナー1 「紙加工の未来はどこにあるのか?~これからの時代の印刷物の魅力を作り出す~」
セミナー2 製本のプロ3社が語る 「圧倒的なページ折りの生産性で未来を作る~KH82-P導入事例を紹介~」*13日と同じ

 

申し込み:ハイデルベルグ・ジャパンのホームページから