ホリゾン デジタル印刷の後加工ソリューション

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シートカット&クリーサSmartSlitter
シートカット&クリーサSmartSlitter

ホリゾンは、page2016に出展し、小ロット生産やバリアブル生産に対応したデジタル印刷向け製本システム「Smart Finishing Solutions」をはじめとした、デジタル環境に対応したソリューションを展開する。

「Smart Finishing Solutions」は、仕上がりサイズに合わせた効率的な折り面付けに対応するため、紙の有効活用が可能になる。同じサイズで厚みの違う冊子への対応はもちろん、仕上がりの違うサイズへのセット替えも高精度に素早く行う。全体最適化で高効率生産を可能にするネットワークフローシステムpXnetへ拡張できる。

主なシステムはデジタル印刷向け書籍製本システム「Smart Binding System」とデジタル印刷向け中綴じ製本システム「Smart Stitching System」の2ライン。「Smart Binding System」は、ロール紙対応2点式四六判半裁紙折機+折丁ブロック集積装置の「AF―566F Digital+BBS―40」と、バリアブル仕様の自動無線綴機4クランプタイプ「BQ―470(+SI―470A+V―470S)」、バリアブル対応の三方断裁機「HT―30C」で構成。ロールtoロールで印刷されたシートを「AF―566F Digital」で折加工し、折丁ブロック集積装置BBS―40で折丁の天と地を仮のり綴じする。折丁をばらけさせずに、製本工程に送ることができる。4クランプタイプの無線綴機BQ―470に挿入して、製本。最後に三方断裁機HT―30Cで仕上げ断裁する。

「Smart Stitching System」は、鞍掛け中綴じ製本システム「StitchLiner5500」とハイスピードオフラインフィーダー「HOF―400」で構成。デジタル印刷、オフセット印刷の後処理を自由自在にこなす。

新商品としては、シートカット&クリーサの「SmartSlitter」、ロータリーダイカットシステム「RD―4055」の2機種をラインナップ。

「SmartSlitter」はシートカットと同時に筋入れ・ミシン加工までワンパスを可能にする。新設計の高解像度のカラータッチパネルからの入力で機械に不慣れなオペレーターでも簡単に操作できる。

「RD―4055」はB3ワイドサイズ対応(最大幅400×長さ550㎜)のロータリーダイカットシステム。軽い力で型抜きができるロータリー式を採用している。型抜きに大きな力が必要な平抜き機と比べて、軽量で小型なシステムになる。カードやパッケージなどの全抜き、シールやラベルなどの半抜き、筋押し、ミシン加工などが可能。用紙厚さ0.5㎜(抜きのみ)まで対応する。

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