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東青協 4 0周年記念事業実行委員会座談会 前編

2017.3.3

先輩から後輩へ、想いを“ つなぐ”40 周年式典
3月11日、東京都千代田区のホテルニューオータニで挙行される東青協の40周年記念式典に向け、約5ヵ月にわたり着々と準備を進めてきた実行委員会。10年に一度の巡り合せで集まった5 名の委員が40周年式典の意義と東青協への想いを語った。
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<出席者>
青木允氏(青樹印刷株式会社)
松村大輔氏(明和印刷株式会社)
杉山剛史氏(有限会社杉山紙工所)
山田智昭氏(日研美術株式会社)
佐々木幸太氏(東京平版株式会社)

10 年の集大成を見せる場
50 年目指し、決意新たに

青樹印刷 青木氏

青樹印刷 青木氏

青木
私が議長に選任された2016年に突然、東青協の40周年に当たるという話がありました。以前から予定されていたわけでもなく、数年かけて少しずつ準備したというわけでもなく、偶然、そのタイミングが回ってきました。当初は戸惑いましたが、周年行事は10年に一度しかありません。つまり、1期2年の東青協議長の中で、10周年を議長として経験できるのは5人に一人ということです。この貴重な機会を得ることが出来たことに感謝して、全力で準備に取り掛かってきました。
周年行事の準備を始めて最初に普段の活動の中で、10年間の積み重ねを振り返る機会があまりないということに改めて気付かされました。そこで、自分の想いとしては、“つなぐ”を40周年式典のテーマに据えました。
東青協は、先輩から後輩へとバトンが受け継がれることで今日まで続いてきました。先輩からバトンを託された私たちが『今』の世代であるなら、そのバトンを託す次世代を担う人たちに、今の東青協を見てもらいたいと思います。私たちの姿を見て、東青協の魅力をそれぞれに感じてもらい、次を担う意欲に変えてもらえるよう準備を進めているので、それをしっかり見届けてもらいたい。一方で40周年行事に携わったメンバーには、この経験をこれからの社業で活かしてもらえればと期待しています。

松村
周年行事は今回の40 周年も含めて4 回目です。現状、やってみて苦労することも多いですが、40 周年のタイミングに副議長として関わらせてもらえたことの有難味も痛感しています。

山田
振り返ってみると私が東青協に入会して間もない時に、30周年が品川プリンスで開催されました。当時はただ参加しているだけで、まさか10年後に自分がこんな形で関わることになるとは想像もしていませんでした。この間、全国の印刷関連団体青年組織合同で開催するPrintNextにも関わらせてもらっていたので、今回役が回ってきたときも「慣れているから大丈夫だろう」と高をくくっていましたが、実際、準備が始まると全く勝手も違い苦労しましたが、その分、新しい経験も積ませてもらいました。

杉山紙工 杉山氏

杉山紙工 杉山氏

杉山
山田さんと同じように僕も10 年前、東青協の30周年に一参加者として出席していました。実は今回の40周年行事の前に、地元の練馬支部や中央会、東京の印刷関連団体青年部の印刷産業青年連絡協議会の周年行事にも携わらせてもらい、そこで様々な経験を積むことが出来ました。各団体の周年行事を通じて、大変だけどその時しか経験できないことがあることを知っていたので、今回の40周年の話があった時も、貴重な経験をさせてもらえると感じていました。
前回の30周年から10年、その集大成となるのが40周年だと思います。さすがにそのすべてを式典の中には盛り込めません。そこで僕としては、これまで東青協を繋いできてくれた先輩、そして今の現役世代と、これからを担う人たちが交流を深めて、次の10年を迎えるための決意を新たにしてもらえるような会になればと期待しています。
僕たちはもちろんイベントのプロではありません。色々な行事を手掛けてきましたが、その都度色々なことが起きます。それでもみんなの英知を集めて、最大限のおもてなしができればと考えています。

青木
山田さんや杉山さんのように、30周年の時にただ参加するという人が今回も同じようにいるはずです。今は多分、10年後に自分がどんな役割を東青協で担っているか想像もしていないと思いますが、40周年式典を見て何か感じてもらい、次の50周年行事に想いを繋いでいってもらいたいですね。

日研美術 山田氏

日研美術 山田氏

山田
出席の申込みをまとめていますが、メンバーを見ると東青協の議員だけではなく、各支部青年会の会員もたくさんいます。私自身、10年前の30 周年に出席しましたが、東青協自体入ったばかりで、知り合いと言えば、同じ支部の人、一人しかいませんでした。それが今ではこれだけの仲間と一緒に東青協の行事を成功させようと力を合わせています。
私と同じように、知り合いも少ないけれど参加したという人たちが40周年式典を見て、感じて、次の50周年をどのように設えてくれるか今から楽しみでもあります。

松村
10年後に東青協がどんな会になっているかも楽しみですね。残すべきものは残し、変えるところは次の人たちが変えていってくれるでしょう。しかし、私たちも次の50周年に参加できるよう、しっかりと会社を発展させていかなければならないですね。

青木
30周年の時は、コモのiモードが出始めてばかりで、その通信を使ってクイズの回答を集計するといった余興が企画されていたみたいです。10年経って、携帯から今はスマートフォンやタブレットがデバイスの主流になっています。そう考えると10年後はどうなっているか想像もつきません。一つの定点観測として記録を残す意味でも周年行事の大切さを感じます。

裏テーマは『同窓会』
先輩への感謝を込めて

明和印刷 松村氏

明和印刷 松村氏

松村
諸先輩もしっかり見ていますしね。今回、どれだけの方に声をかけていいかも分からず、先輩方に連絡させてもらいました。面識のない後輩が突然連絡したにも関わらず、親切に応対して頂き、電話越しに昔の東青協のことなどの話もしてくれる方がいました。初めて聞く話もあり、新鮮な気持ちで色々な話を聞いてしまいました。本当にありがたくもありましたし、人としても見習うべきところは見習い、自分の糧にしたいと思いました。
40周年式典には歴代議長にも出席して頂きます。式典中だけでなく、懇親会の時も含めて色々と聞かせてもらえるはずです。

青木
卒業したらもう関係ないと言われるかと考えていましたが、先輩方に声を掛けさせてもらうと「参加したい」と言って頂けたことに驚きました。

東京平版 佐々木氏

東京平版 佐々木氏

佐々木
やっぱり周年行事というのは同窓会の役割もあるのだと思います。先輩方の反応も招待状を送るまで正直分かりませんでした。

松村
支部で支部長にでもならなければほかのブロックや他支部と交流する機会がほとんどありません。普段会えない仲間と再会するための『同窓会』が40周年式典の裏テーマでもあります。
裏テーマのことを考えると、まだ式典が無事終わっていませんが、反省点として、とにかく招待状は遠慮せずに全員に送ろうということを次の人たちに申し渡さなければなりません。とにかくご案内すれば必ず応えてくれる人がいます。その想いに精一杯応えれば、きっと周年式典はうまくいくと信じています。

佐々木
40周年記念誌の制作のため、皆さんに名刺広告をご協力頂きましたが、その申込書がすごい。単に必要事項を記入しているだけでなく、コメントを寄せてくれている人もけっこういました。そのコメントを読むと先輩方の東青協に対する想い入れの強さを感じました。
きっと皆さんにとっても特別な場所なのだと思います。同じ釜の飯を食べたような仲間意識が今も続いていて、私たち、現役世代に期待を込めてエールを送ってくれる方がたくさんいます。その想いに応えて、参加した人全員の思い出に残るような式典にしなければと改めて気が引き締まる思いです。たった半日くらいの短い時間ですが、皆でこれまでの思い出を振り返っていただけるよう努めます。

松村
自分の支部青年部の話ですが、実行委員長を私がやると決まった時から先輩が応援してくれています。その先輩が東青協に入るきっかけを私にくれました。40 周年式典で少しでもその恩に報いることが出来たらと思っています。

青木
私はまだ現役なので分かりませんが、多分、現役の間では気付かない何かが卒業するとあるのだと思います。

【後編】は本日夕方公開