新潟・あけぼの 製本デジタルワークフローの運用を開始

中綴じラインの生産状況を確認する永井社長
中綴じラインの生産状況を確認する永井社長

あけぼの(新潟市)とミューラー・マルティニジャパンは2月14日、新潟市のあけぼの印刷団地事業協同組合で記者会見を開き、製本加工用デジタルワークフロー「コネックスインフォ」の運用開始を発表した。

同社は第一印刷所グループの製本会社で、中綴じ3ライン、無線綴じライン2ラインをはじめ、断裁機5台、折機11台などを設備している。今回、ミューラー・マルティニの最新の中綴じライン「プリメーラ」を導入。同社の中綴じライン「ブラボ」2ラインで、デジタルワークフローと連携し、タイムリーに生産情報を収集。効率的な稼動指示を実現した。

将来的には第一印刷のMISとの連携も見据える。

あけぼのの永井輝雄社長は「今までは仕事が終了した後に、機械停止時間等の生産情報を把握する状況だった。即座にエラー情報や停止状況がわかるので、管理部門から即座に最適な指示が出せるようになった」と述べている。

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