コダック 2017年度、SONORA XJ倍増目指す

2017年度の戦略を発表するコダックの藤原社長
2017年度の戦略を発表するコダックの藤原社長

コダックジャパンは2月9日、東京都豊島区のホテルメトロポリタン池袋で開催したコダックグラフィックユーザー会「GUA」で、2017年度の戦略として、プロセスフリープレート「SONORA XJ」の200%倍増と国産化、SONORA NEWS Jの発売を掲げた。

2017年度のGUAでは冒頭、総会が行われ、活動報告と2017年度の活動方針、理事会メンバーを紹介した。

引き続き、4部構成で開かれたセミナーでは、第一部にフュージョンの花井秀勝会長が「IT機能との融合による販促クロスメディア対策と課題」を演題に講演。ダイレクトマーケティングの市場動向を具体的なサンプルも交えて解説した。

第二部はコダックジャパンのプリントシステム事業部プリンティングオペレーションズ本部研究開発部の油野丸氏が「SONORA XJの開発と技術的優位性について」研究開発の視点から紹介し、ユーザーである清水印刷紙工の清水宏和社長が「UV印刷対応完全無処理版KODAK SONORA XJ導入の狙いと経営的効果」を演題に、数値的な分析と共に効果を説明した。

第三部ではコダックジャパンのソフトウエア&ソリューション事業部UWS本部の根本憲之本部長が「コダックのワークフローソリューションの進化と今後の展望」を演題に、新製品のPrinergy8の特長を紹介した。

最後は「コダックの新製品ロードマップ」と題し、2017年度に発表予定の「MultiCassetteUnit」やNEXPRESS ZXシリーズ、PROSPER SシリーズXGVハイブリッドなど、パッケージ分野を強化する製品ラインナップを披露した。

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