北印工札幌支部 PODメーカー4社見学会①~キヤノン IJの可能性を示す

北海道印刷工業組合札幌支部主催の「PODメーカー4社見学会&プレゼンテーションバスツアー」が11月17日、札幌市内で開催され、キヤノンマーケティングジャパン、キヤノンプロダクションプリンティングシステムズが自社のソリューションを紹介した。

プレゼンテーションではキヤノンのProduction Print Flow Managerを中心としたJDFワークフローを説明。作業の順番や面付け、印刷設定などの前準備や、テスト刷り、実際の印刷、検品作業を自動化、省力化することで、単価の低い多品種・小ロットのジョブで利益を創出する手法を示した。また、15名の人員で日産1,000箱の名刺印刷が、5名の人員で日産2,000箱に拡大した事例も紹介された。

続いて、プレゼンではdrupa2016で発表されたキヤノンのインクジェットシステム4機種を紹介。米国で開催されたインクジェット系のユーザー会の模様や米国印刷会社の事例、来年発売予定のカット紙フルカラーインクジェットシステム「VarioPrint i300」の活用状況を説明。コスト削減と生産性向上の面からインクジェットシステムの可能性を強調した。インクジェットシステム導入のポイントとして、ユーザーの声から「用紙」を挙げた。

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