特殊色材インクの開発を手掛けてきたベンチャー企業のSO-KENと、東京リスマチックは、印刷技術「リフレクト印刷S」を共同開発し、受注サービスを開始した。

「リフレクト印刷 S」とは、再帰反射の技術を応用した業界初の印刷技術で、光をあてることで、通常時とは異なった情報を写し出す特殊な印刷方法となる。オンデマンド印刷による技術を確立した結果、１枚単位から生産が可能。そのため、１枚１枚情報が異なる中ロット生産も可能となるため、同一のイベント会場などにおいて、印刷物の設置場所によって異なる情報を表現、発信することもできる。

スマホやカメラでフラッシュを当てて撮影することで、肉眼で見ているモノと異なった情報をデータ保存することができる。行楽地やアミューズメント施設などのフォトスポットでの活用や、ポスターや広告等を特定の場所に設置し、目的地に誘導させるイベント、答えや情報などを隠蔽しユーザーが撮影することでしか確認できない企画などでの活用が想定でき、使い方は業種・用途によって様々です。

流行のSNS拡散効果も見込めるため、ギミック効果を生みだすアナログ印刷と、デジタルの融合したサービス提供が実現する。