帝国インキ 高品位・高精細スクリーンインキ発売へ

帝国インキ製造は7月1日、スクリーン印刷業界初の高品位・高精細スクリーンインキの新製品『高精彩インキ』を、7月1日より販売を開始することを発表した。

新インキについて発表する澤登社長
新インキについて発表する澤登社長

新開発の高精細スクリーンインキは細線、面、グラデーション印刷など様々なパターンの高精度印刷を可能にしており、これまでに無いスクリーンインキとして特許出願を行っている。新インキは、銘板印刷、射出形成、ガラス印刷、熱成型用の四シリーズをラインナップしている。

日本市場から販売を開始し、欧米、中国、韓国、台湾、東南アジア諸国に展開。2020年度に200億円の売り上げを見込んでいる。

新製品の発売にあたり澤登信成社長は「新製品は細い線からベタ印刷も出来る今までにない機能を持っている。細線の印刷だけではなく、面印刷、グラデーション印刷など様々なパターンを同時に高精度に印刷できる。これまでに無いインキであり、彩(いろどり)という文字を使用して幅広い加飾印刷に貢献したいという思いを込めて『高精彩インキ』とした」と新製品を発表した。

高精彩インキによる活用した印刷見本も紹介
高精彩インキによる活用した印刷見本も紹介

新製品のラインアップは、銘板印刷用の「XERインキシリーズ」、射出成形対応タイプで簡易接着処理PETフィルムシート、二次反応型スクリーン印刷インキの「XIP-HFシリーズ」、二次反応型ガラス印刷専用タイプの「XGL―HFシリーズ」、熱成形対応のフォーミング対応一液型スリーンインキでPC(ポリカーボネート)」フィルム、シートへの意匠印刷物用「XFMフィルム、シートインキシリーズ」。

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