【drupa2016】SCREEN GP 新CTPシステム3機種を開発、販売開始へ

SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズは、8ページサイズのサーマルCTPでクラス最高の生産性を実現した「PlateRite(プレートライト) HD 8900Nシリーズ」を開発した。ドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大の国際総合印刷機材展「drupa2016」(5月31日~6月10日)への出展を皮切りに、世界市場に向けて販売を開始する。

新製品はニーズに合わせて、Z、S、Eの3種類のモデルをラインアップ。1,024ch露光ヘッドを搭載したハイエンドのZモデルは、1時間当たりのプレート出力が現行モデルの67版から70版へと向上。また512ch露光ヘッド搭載のS/Eモデルは、それぞれ48版、36版の生産性を備えた。

プレートサイズは、最小304×305mmから最大1,165×950mmまで幅広く対応。刷版供給を自動化するオートローダー「MA-L8900」「SA-L8900」には、プレートセット時の腰への負担を軽減するために人間工学に基づいた設計を採用した。最新のGLVTM露光ヘッドの改良により、独自のハイブリッドスクリーニングFairdot 2やFMスクリーニングRandot Xの出力に対応。S/Eモデルでは最大700線のAM高細線をサポートし、美術品などを最高の印刷品質で出力する。さらに、4,000dpiや4,800dpiとステップ露光モードを組み合わせれば、3Dなどの高品位なレンチキュラー印刷も出力することができる。

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