FFGS 吉田会長がB1サイズ対応インクジェットデジタル印刷機への期待語る

FFGS 吉田会長(前列左)とハイデルベルグ社 リンツバッハCEO(前列右)
FFGS 吉田会長(前列左)とハイデルベルグ社 リンツバッハCEO(前列右)

2月19日にドイツで開かれたハイデルベルグ社のdrupaに向けたプレスカンファレンスでは、世界最大のB1用紙サイズに対応した次世代インクジェットデジタル印刷機が発表され、共同開発した富士フイルムグローバルグラフィックシステムズの吉田整会長は下記の通り述べた。

「本日ここ独ハイデルベルグ社で、皆さんと一緒にこの日を迎えられたこと大変嬉しく思っている。二年前、ハイデルベルグ社のリンツバッハ会長と私は印刷業界の未来、ビジネスについて議論した。振り返ると、この議論が今回の協業のきっかけとなった。その後両社は検討を進め、実際に開発に着手したのが1年半程前になる。この時から両社は、最高の製品を作り上げるために熱いディスカッションを重ね、強力なパートナー関係のなかで、大変魅力的な製品の開発に成功した。これをdrupa2016で発表できることを幸せに思うとともにに、その成功を信じている。富士フイルムとハイデルベルグ社は、世界レベルでグラフィック業界のビジネスを拡大させるために、両社が生み出すシナジーが、お客様に変革を提供していけると確信している」

共同開発のインクジェットデジタル印刷機は今年5月31日から開催されるdrupa2016のハイデルベルグ社ブースで「ハイデルベルグ社  Primefire(プライムファイヤー)106」として、その試作機を展示、実演する。

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