FFGS 新聞用完全無処理サーマルCTPプレート「SUPERIA ZN」が技術開発賞

日本新聞協会 白石興二郎会長より賞を受けるFFGS 真茅社長
日本新聞協会 白石興二郎会長より賞を受けるFFGS 真茅社長

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズが昨年7月に発売した新聞用完全無処理サーマルCTPプレート「SUPERIA ZN」が、一般社団法人日本新聞協会の「技術開発賞」を受賞した。

技術開発賞は、新たな新聞製作技術の開発に貢献したメーカーに対し、実用化への促進奨励とその開発努力を日本新聞協会が表彰するもの。3年に1度開催される新聞製作技術展「JANPS」に出展された新聞製作機器・システムを対象に、同協会技術委員会により選考される。同賞が創設された平成7年以来、材料関連メーカーの受賞は今回が初めて。

今回の受賞は、「新聞印刷輪転機に適応した環境配慮型の新型刷版として初め

て実用化に成功し、国内の新聞社に導入された」こと、および「高い耐刷力と優れた印刷適性を維持しながら、現像処理を一切不要とする完全無処理を実現するなど、新聞社の製作コストの削減や省力化に寄与した」ことにより、「今後の新聞界の主流となりうる技術として期待される」点が評価された。

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