丸信 カーボンゼロの達成に伴い策定した「CO2ゼロ印刷」に関する独自マークの運用を開始

「CO2ゼロ印刷」に関する独自マークイメージ
「CO2ゼロ印刷」に関する独自マークイメージ

㈱丸信(福岡県久留米市、平木洋二代表取締役)は10月11日、本社事業所から排出される二酸化炭素(CO2)排出量が実質ゼロとなるカーボンゼロの達成に伴い策定した「CO2ゼロ印刷」に関する独自マークの運用を開始した。これにより本社事業所内にある印刷工場で製造した製品については、「環境に優しい工場で製造した製品」であることを表示できるようになる。顧客は同社で製造した製品を通じて環境配慮企業であることをPRすることができる。

国内ではグリーン社会の実現に向けて、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする「2050カーボンニュートラル宣言」が打ち出され、重点分野を設定して大手企業を中心に取り組みが加速している。こうした社会背景の中で同社は、使用電力の再生可能エネルギー(再エネ)化や社有車のハイブリッド化を進め、削減困難なCO2について排出権(J-クレジット)を購入することで相殺し、本社事業所におけるCO2排出量の実質ゼロを実現した。

今後同社では、社用車のハイブリッド化を推進するとともに、再エネで利用している電力についても可能な限り使用量の削減に努める。また、本社以外の拠点についても順次、再エネプランに切り替えていく予定。同社はSDGs達成に向けた取り組みを強化しており、CO2削減を中心とする環境配慮の取り組みを中心に、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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