大栗紙工 「mahora(まほら)ノート」22種が「第30回 日本文具大賞」のデザイン部門で優秀賞を受賞

目に優しいmahora(まほら)ノート
目に優しいmahora(まほら)ノート

年間2千万冊以上のノートを製造する大栗紙工の「mahora(まほら)ノート」22種が、「第30回 日本文具大賞」のデザイン部門で優秀賞を受賞した。

mahora(まほら)ノートは、「光の反射を抑えた中紙」「識別しやすい罫線」「シンプルなデザイン」が特徴。発達障害者を支援する一般社団法人UnBalanceと共に、当事者約100人の声を集めて開発し、2020年2月に発売した。販売拡大とともに寄せられた、新たな「あったらいいな」の声に応え、2021年2月に追加した新色・新サイズ22種が、このたび受賞となった。少数派であっても、困りごとを抱える人に寄り添った製品づくりを今後も目指すとしている。

「日本文具大賞」は、機能面・デザイン面それぞれにおいて、その年もっとも優れた文具を選定するアワード。審査員からは、“考え抜いた解決提案としての商品性を持っており、色彩と線により明快に「優しい」と「易しい」を実現”、“現状を丁寧に調べ、要望や意見を真摯に受け止めたノート”、“問題提起をすることができる文房具はこれからの文房具作りのスタンダード”、“マイノリティの小さな声に耳を傾け、使いやすい製品を販売することはメーカーができる社会貢献のひとつ”などの評価を得ている。

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