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共進ペイパー&パッケージ 小ロットでオリジナルデザイン紙袋『ハコプレ 紙袋』

2021.4.30

ハコプレ紙袋のトップ画面

ハコプレ紙袋のトップ画面

株式会社共進ペイパー&パッケージは、インターネットで小ロットからオリジナルデザインの紙袋が注文できる『ハコプレ 紙袋』サービスを提供している。ノベルティやグッズ用途をはじめ、『ハコプレ』で制作した箱と合わせ、ノベルティやグッズを手渡す際の手提げ袋の用途でも採用されている。

 

同社は神戸に本社を持つ紙器パッケージ印刷会社。全国5工場、タイ1工場で紙器・段ボールケースを製造、販売している。2013年にはネットで小ロットパッケージを受注する『ハコプレ』を開設。主に小ロット・短納期の需要を取り込みながら順調に成長し、POPや紙袋、ギフト向けオリジナルパッケージにサービスを広げている。

 

これまでの主力生産機はB2判デジタル印刷機で、同社が受注する90%のパッケージサイズをカバーしてきたが、対応サイズをB1にまで引き上げることで、受注時のサイズの制約を解消した。また、CMYKにオレンジ・バイオレット・グリーンの7色印刷で、パントン色の95%をカバーしており、パッケージなどで多用される特色表現を可能にした。これによりデジタル印刷とオフセット印刷をシームレスに運用する環境が整っている。

 

小ロットの紙袋を安価に

 

『ハコプレ 紙袋』は「ほしい紙袋を、ほしい時に、ほしい量だけ、ほしい価格で」をコンセプトにしている。これまで、製造工程の複雑さから最低ロットで2,000枚から3,000枚が必要とされてきた紙袋を100枚でも高品質で提供する。1961年の紙器・段ボール製造工場の立ち上げ以来、半世紀にわたって積み重ねてきた技術と、最新のデジタル印刷、加工技術によりサービスを可能にした。

 

サイズはSSSサイズからワイン袋、A4ファイルサイズ、BIGなど大小様々な定型サイズ、ミリ単位で設定できる自由サイズ。見積りは『ハコプレ 紙袋』サイトで3Dイメージを確認しながら、サイズ入力、数量、タイプなどを入力するだけで、その場で金額が提示される。見積りが完了すると仮注文が確定し、同社の専門スタッフが設計し、AI形式の展開図が送られてくる。展開図をもとにデザインし、入稿すると仕様の確認書が届き、3D WEB校正(オプションで本機校正もあり)で最終確認。製造・納品の手順になる。

 

Web上で簡単に見積りできる

Web上で簡単に見積りできる

用紙はコート135㎏、片艶クラフト120g/㎡、晒クラフト120g/㎡、未晒クラフト120g/㎡、ビオトープGAFS、タントから選べる。形状は『手提げ付き袋』、『角底袋』、『配送袋』の3種類。手提げひもは、紙ひも(紙単紙)、ハッピータック、スピンドルひも、アクリルテープ(平ひも)、エクセルフィラメントで、色も豊富に用意されている。

 

同社では『L(A3)サイズ』、『A4横サイズ』の2種類に仕様を絞った低価格サービスを開始。1枚130円(基本料金5,000円)で全面フルカラーのオリジナル紙袋を提要している。現在、キャンペーンとして1人1回限り、基本料金50%引きとなっている。

 

用紙は片艶クラフト120g/㎡、晒クラフト120g/㎡、未晒クラフト120g/㎡の3種類。表面加工はUVコート(超光沢)、OPニス(微光沢)、マットOPニスから選択する。納期は20営業日(15営業日・1枚137円以下、10営業日・1枚146円以下)。

 

100枚発注した場合は基本料金込みで1万8,000円。一般的な価格がおよそ5万円~10万円なので、かなり割安になる。

 

デザインは『ハコプレ』で採用されているWEBで簡単!デザイン作成ツール『PackPlay』でも可能。デザインソフトがなくてもブラウザ上に画像データをアップロードするだけで簡単にデザインすることができる。

 

箱でプレミアム感を演出

 

箱でノベルティやグッズを包装することで、プレミアム感を強調することができる。『ハコプレ』はWeb上で小ロットからオリジナルデザインで箱が作れるサービス。『ハコプレ 紙袋』と同様に、コンセプトは“ほしい箱を 欲しい時に 欲しい量だけ 欲しい価格で”。

 

箱の種類は①貼箱(フタミ式)、②貼箱(インロー式)、③キャラメル箱、④底地獄箱、⑤底ワンタッチ箱、⑦フタ付トレー箱(4コーナー)、⑧フタ付トレー箱(N式)、⑨合紙パッケージなど。このほかPOP用途などの台紙や自由設計、展開図入稿も受け付ける。紙

がコートボール、カードA・B、アイボリー、合紙(美粧段ボール)の5種類、芯材が3種類。これに貼箱の用紙、色を加えると多彩なバリエーションとなる。

 

利用者は基本形状もしくは箱の展開寸法を用意し、希望形状を選ぶ。箱のサイズと数量を入力し、オプションを選ぶと自動で積算し、見積りが表示され、仮注文が確定する。同社で設計後、AI形式のデータで展開図を送付。利用者は受け取ったAIを元にデザインし、入稿。3D Web校正、もしくは実際の校正紙(オプション)で承認し、金額等の最終確認後に製造に移る。決済は①クレジットカード支払い、②代金引き換え支払い、③銀行振り込み、④請求書支払い(法人向け、審査あり)。申込みから入稿、校正までほぼすべてがネットで完了する。

 

『ハコプレ』が一般的な印刷通販と異なるのは窓口対応を充実させている点。一般利用者がパッケージの展開図を理解して発注することは難しい。箱の形状や適切なデザインなどの詳細について利用者とやり取りすることをいとわない。「窓口対応は通常の印刷通販サービスとの差別化のポイント。利用者に安心感を持ってもらうことが新しい顧客の開拓につながると考えている。印刷通販とは違うビジネスモデル」(鍛治川常務取締役)という。

 

関連サイトの『世界にひとつの箱』はB to C向けのサービス。同社が用意したテンプレートに、利用者がパワーポイントを使う感覚で画像を貼り込み、テキストを入力しながら箱のデザインを制作するもので、ギフト需要を見込んでいる。特別なデザインソフトも不要で、直感的にデザインしていくことができる。当初はティッシュ箱からスタートし、通常の白色ティッシュ(単価300円、50箱~90箱時)、7色のティッシュが取り出せるレインボウティッシュ(単価500円、50箱~90箱時)を用意している。

 

株式会社共進ペイパー&パッケージ

ハコプレ

https://www.hacoplay.jp/

ハコプレ 紙袋

https://www.hacoplay.jp/kamibukuro/

 

※サービス内容、価格、キャンペーン、企業情報は2021年4月現在。