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グローバルグラフィックス 大サイズの処理速度を最大化したRIP『Harlequin Host Renderer 13』

2020.9.9

Global Graphics Software(英国)は大きなサイズ出力を高速で処理するための自動タイリングや、画質を向上させるAdvanced Inkjet Screensの拡張を含む革新的な新機能を備えたHarlequin RIPの最新版『Harlequin Host Renderer 13』を発表した。印刷サービスプロバイダーが求める生産性向上のための機能面の基準を引き上げ、高性能デジタルフロントエンドで複数RIPをスケーリングするための新しいオプションをメーカーに提供する。

業界最速のRIPであるHarlequin Host Rendererのバージョン13では、自動タイリング機能が追加され、段ボール、ワイドフォーマットおよびグランドフォーマット、装飾、テキスタイル市場で使用される大きなサイズのPDF、TIFF、およびJPEGファイルの処理速度を最大化する。Harlequin13では、これら大きなページ(その一部は最大200メートル/ 650フィートに達する)を自動的にタイリングして処理。速度を上げてロードバランシングを改善するために複数のRIPに処理を分散する。

出力は連続的に印刷機にストリーミングできるため、印刷サービスプロバイダーが印刷開始までにページ全体がRIP処理完了するのを待つ必要がない。この新機能は、非常に大きな出力を処理するデジタルフロントエンド(DFE)のRAM要件とコストを最小限に抑える。

バージョン13では、次のような他の多くの機能も導入されている。

 

・PDF、PostScript、EPS、TIFF、JPEGなどに加えて、ワイドフォーマットと装飾の一部分野で重要なファイル形式であるPNGファイルの直接印刷がサポートされた。一貫したカラーマネジメントとハーフトーンスクリーニングが、すべての入力形式に共通APIを通して設定可能になった。

・印刷サイズが指定されていないTIFF、JPEG、PNGなどの画像ファイル形式からの出力では、サイズを設定するための拡張制御が提供された。

・Advanced Inkjet Screens(AIS)が拡張されOpalスクリーンが追加された。 比較的高い解像度で吸収性素材にインクジェット印刷する場合の、特にアーティファクトの軽減で優れている。 AISは、インクジェットで印刷できるジョブの裾野を広げ、より安価な媒体の使用を可能にする。

・比較的大規模なDFEに対する拡張サポートを提供。単一のRIPインスタンスから、同一サーバー上で複数のRIP、さらには複数サーバー上の複数RIPまでスケーラブルに対応できるようになった。