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コダック SONORA導入500社目達成、東大阪・東和印刷が採用

2019.7.2

コダック・藤原社長(左)からSONORA500社目を記念して盾が贈られる東和印刷・高本社長

コダック・藤原社長(左)からSONORA500社目を記念して盾が贈られる東和印刷・高本社長

東和印刷(大阪府東大阪市)はこのほどコダックのUV印刷対応完全無処理CTPプレート『KODAK SONORA』(以下SONORA)シリーズを導入した。SONORAの日本国内導入は500社目となる。コダックジャパンでは6月27日、東和印刷本社で記念セレモニーを開催。コダックジャパンの藤原浩社長から東和印刷の高本禎郎社長に記念の盾が贈られた。

東和印刷は1983年創業した商業印刷会社。B縦半裁オフセット輪転機をメインにチラシ印刷業務を受注していたが、2018年12月にオフセット輪転機から撤退し、現在は6色水性ニスコーター付オフセット枚葉印刷機(LED-UV仕様)、8色オフセット枚葉印刷機、デジタル印刷機6台の体制で、高付加価値の印刷需要へとシフトした。とくにオフセット枚葉機によるマイクロフルート印刷技術を獲得し、パッケージや什器などの分野へと領域を広げている。

SONORAの導入は2018年11月に計画。高本社長の「1日でも早く」との方針のもと、導入準備を進めてきた。導入後、問題なく立ち上がり、現在は協力会社の4社にもSONORAを供給して印刷を委託している。

有処理版プレートに比べ、無処理プレートの版面の視認性が低いとされるが、高本社長は「版面が見えるから検版してしまう。年間6、7万版を出力して問題が生じるのは1、2版。生産効率から全数検版は無駄」と、検版作業を撤廃できる利点を強調。また、現像処理がなくなり、刷版工程がほぼ無人化されたことで、「導入に当たり大きなテーマが人材の活用。人的投資を行ってきた現像工程がなくなるのは大きなメリット」と、人員の再配置も指摘している。

コダックジャパンの藤原社長は「東和印刷様はお客様のブランドを印刷するという目線の高い目標を掲げている。SONORAの導入後、経営視点でのプラス効果をご評価頂いた。世界的にも無処理版が普及しており、今年1‐3月期は前年同期比で21%も増加した。東和印刷様には500社という大きなマイルストーンを共に踏んで頂いた」と述べている。