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第9回コンテンツ東京 コンテンツ制作・配信の先端技術から管理・運用まで、4月5日まで開催

2019.4.4

「第9回コンテンツ東京」が、4月3日から5日まで、東京ビッグサイトで開催されている。主催は、リードエグジビションジャパン。

同イベントは、「第5回先端テクノロジー展」「第7回映像・CG制作展」「第7回コンンツ配信・管理ソリューション展」「第8回クリエイターEXPO」「第5回コンテンツ マーケティングEXPO」「第9回ライセンシング ジャパン<キャラクター&ブランドライセンス展>」「第3回広告デザイン・ブランディングEXPO」を同時開催し、コンテンツ制作から見せ方、コンテンツ配信の最新技術や管理運営まで、コンテンツビジネスに関して様々な角度からビジネスが提案している。

 

ネクスメディアのブースで、CGコンテンツを体感できる

ネクスメディアのブースで、CGコンテンツを体感できる

ブースの前で。3DCGの手ごたえを語る西川社長

ブースの前で。3DCGの手ごたえを語る西川社長

会場には印刷関連産業からも出展している。例えば、先端デジタルテクノロジー展には、ネクスメディアとガオカンパニーが共同で出展し、コンテンツ配信の一つとしてホログラムで立体的に見せる3DCGなどを紹介した。ネクスメディアは、スマートファクトリー化などにも積極的に取り組んでいるオフセット印刷会社・ニシカワの子会社で、5年前に設立。デジタルコンテンツ制作や提案を担っている企業で、コンテンツ東京への出展は3年目になる。「新しいビジネスを始めたいと思ってネクスメディアを立ち上げました。昨年頃から仕事につながるようになり、徐々に拡大しているところ」と西川社長は述べており、見てわかりやすい3DCG市場に期待を寄せている。

特に同社では、デジタルコンテンツ制作を強化することで、紙だけ、デジタルだけとメディアを限定することなく、顧客が求める情報発信のコンテンツ制作への対応の幅が広がっている。その結果、顧客企業にとっても、一つの窓口で多様な情報発信が可能となることでコンテンツ制作の負荷が減るなどのメリットもあり、信頼につながっているという。

 

なおその他にも、同じエリアにデジタル総合印刷とメディアグラフィックスが共同で出展して3Dデータによる設備導入MRシミュレーションを紹介した。例えば、大きな設備を導入する前に、3Dデータを活用して現実世界に3Dデータを重ねて表示してヘッドマウトディスプレイ等で確認。それにより、設置場所のレイアウトや作業性などを顕彰するといった活用方法がある。

8K、12Kなど高精細で360°の画像を活用したコンテンツ活用を提案した望月印刷

8K、12Kなど高精細で360°の画像を活用したコンテンツ活用を提案した望月印刷

世界で一つだけのクリアファイルを提案した大洞印刷

写真や名前を入れた世界で一つだけのグッズ制作を提案した大洞印刷

 

一方、広告デザイン・ブランディングEXPOのエリアには、望月印刷とスタジオエビスの共同ブースがあったほか、大洞印刷、千明社、佐川印刷なども出展していた。

中でも望月印刷は、高精細の12Kによる360°VR映像と、その高解像度を活かした印刷物づくりを連携させた“魅せる印刷”を紹介。オリジナルデザインをレンチキュラーレンズへ印刷して立体的に見せる大判の3D印刷や、注目の石灰から生まれた新素材ライメックスを利用した印刷物なども提案した。

レタッチの進化版「カメレオンラボラトリー」の事業を紹介した千明社

レタッチの進化版「カメレオンラボラトリー」の事業を紹介した千明社

大洞印刷は、在庫ゼロのキャラクタークリアファイル制作のほか、オリジナルの写真や名前を入れた世界に一つだけのグッズ制作などを提案。千明社は、フォトレタッチサービスを進化させ、撮影した画像を魅力あるコンテンツへ変えるサービス「CHAMELEON Laboratory(カメレオンラボラトリー)」や、ARとアプリを連動させた販売促進のコンテンツ制作を紹介した。

また佐川印刷は各種オリジナルの店頭POPや什器類の制作を小ロットから受注するかんばん工房のサービス「パネルマン」を提案。

 

同エリアにはパッケージデザインゾーンもあり、パッケージ制作のサンユー印刷や富士ゼロックスなども出展。

イリデッセ プロダクション プレスを出展しあ富士ゼロックス

イリデッセ プロダクション プレスを出展しあ富士ゼロックス

具体的な事例も多数紹介

具体的な事例も多数紹介

富士ゼロックスは、デジタルプリンター「Iridesse(TM) Production Press」や特殊色専用機の「DocuColor 7171(Model-ST)」を出展したほか、実際の制作事例も多数展示。デジタル印刷を活用することで、ゴールドや蛍光色など付加価値が高い小ロット・多品種の印刷物制作の可能性を具体的に紹介した。

 

その他に、配信・管理ソリューション展のエリアにはナビタスビジョン及びナビタスビジョンソリューションが出展。検版システムなどを中心に紹介し、コンテンツ制作の効率化を提案した。

コンテンツマーケティングEXPOには、北斗社がヤマハと共同出展しており、販促コンテンツ制作の企画から運用までをワンストップでトータルサポートするサービスを提案した。