キヤノン 浜松市のAIスピーカーによる実証実験で行政情報の印刷用プリンターとして採用

キヤノン製のインクジェット(IJ)プリンターが、今年3月5日~6日まで浜松市が実施するAIスピーカーを用いた実証実験において、行政情報の印刷で使用される。

行政情報を印刷するまでのイメージ
行政情報を印刷するまでのイメージ

AIスピーカーは、対話型の音声操作に対応したAI機能をもつスピーカーのこと。またキヤノンのIJプリンター(クラウド対応モデル)は、AIスピーカーに対応しており、話しかけるだけで、コンテンツの印刷やインク残量などプリンターの状態が確認できるようになっている。AIスピーカーと連携することで、話しかけて得た情報を印刷することもできる。

今後、AIスピーカーとの連携が広がることで、料理のレシピを印刷したり、行きたいお店の地図やクーポンを印刷するなど、AIスピーカーに話しかけることで必要な情報の印刷ができるようになる。

浜松市で行われる実証実験は、AIスピーカーに話しかけることで必要な行政情報を得ることができるか、という検証を行う。ここで得られた情報は、登録したメールに送信されるとともに、「印刷しますか?」という質問に対して、「はい」と答えると、手続きに必要な持ち物の詳細情報などが印刷される。

これにより行政情報が音声で得られるだけでなく、印刷までできるため、幅広い年代の方が利用しやすく、紙に印刷した情報は家族との情報共有にも役立つことが期待される。

同実証実験が行われるのは、2019年3月5日と6日の10時~12時と13時~16時。場所は、浜松市役所の北館1階。

関連記事

最新記事