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富士フイルム 高耐刷完全無処理CTPプレート 『SUPERIA ZD-Ⅱ』発売

2018.12.5

富士フイルムは、従来比1.5倍の高い耐刷性・UV印刷適性を実現した、SUPERIA完全無処理サーマルCTPプレート『SUPERIA ZD-Ⅱ』を発売した。同製品は、2017年に発売した高耐刷タイプの完全無処理サーマルCTPプレート『SUPERIA ZD』をさらに進化させ、耐刷性・品質安定性・視認性を高めている。これにより、昨今導入が増えているUV印刷や、オフセット輪転機でのロングラン印刷などでもより安定した印刷が可能になる。

同製品の発売により、一般商業印刷向けのSUPERIA完全無処理サーマルCTPプレートは、スタンダードタイプが『SUPERIA ZP』、高耐刷タイプが『SUPERIA ZD-Ⅱ』というラインアップになる。

従来の高耐刷完全無処理CTPプレート『SUPERIA ZD』は、スタンダードタイプである『SUPERIA ZP』の基幹技術を引き継ぎながら、感光層に「HDN技術」、砂目に「MGZ技術」を新規投入することで、優れた耐刷性・UV適性・耐汚れ性を実現してきた。今回発売した『SUPERIA ZD-Ⅱ』では、「MGZ技術」の設計思想を継承しながら、さらなるレベルアップを図り、ZDの約1.5倍という耐刷性を達成するとともに、描画品質の安定性、版面の画像視認性も向上させ、プレートとしての信頼性をいっそう高めている。

【SUPERIA ZD-Ⅱの主な特長】
■圧倒的な耐刷性・UV適性を実現
砂目表層面のマイクロポアだけを高精度に多段階化し、感光層との密着力をアップする「MGZ技術」。この技術の効果を最大化するために、大径ポアの形状・大きさを自由に制御できる「Shaping Ideal Bowl技術」を新たに開発。MGZ技術との掛け合わせにより、突発的な感光層の剥離をも防止し、『SUPERIA ZD』の約1.5倍という圧倒的な耐刷性・UV適性を実現した。
■画像の視認性が向上
マイクロポアの再設計によって砂目による拡散反射を制御したことで、露光後の画像コントラストが向上。『SUPERIA ZD』に比べ、絵柄の視認性が高まっている。
■描画品質の安定性が向上
感光層の設計最適化により、露光ラチチュードが拡大し、幅広いプレートセッターで高品質かつ安定した露光が可能になった。