ハイデルベルグ 2018トレーニングイヤーがスタートし、99人が受講

ハイデルベルグにおいて”トレーニングイヤー”が、9月1日、スタートし、99名の若い男女がハイデルベルグの4つの施設でトレーニングもしくはデュアル・スタディコースをスタートする。

トレーニングメニューについては、業界リーダーとしてのデジタルトランスフォメーションを中心に、”Heidelberg goes digital”に焦点を当てた内容で構成されている。

メカトロニクスの研修生ニコライ・モースナーが、バーデンヴュルテンベルク州のミニスター・プレジデントのウィンフライド・クレチェトマンとデジタリゼーション・ミニスターのトーマス・ストローブルに、印刷機のバーチャルワールドを紹介。
メカトロニクスの研修生ニコライ・モースナーが、バーデンヴュルテンベルク州のミニスター・プレジデントのウィンフライド・クレチェトマンとデジタリゼーション・ミニスターのトーマス・ストローブルに、印刷機のバーチャルワールドを紹介。

なお、ハイデルベルグでは、再度アプリケーション開発のITスペシャリストをトレーニングしていくことを決定。加えてデュアル・スタディコースも“ITビジネス”、“デジタルメディア”、”国際ビジネス”にフォーカスする。この背景には、ハイデルベルグで進行しているデジタリゼーションによって、システムにおける社内および世界でのネットワーキング、国際的な協力、デジタルビジネスモデルの開発がますます重要性を増していることが反映されている。

さらにメカトロニクス・エンジニアに対しては、特にデジタルアッセンブリープランニングなどをサポートするバーチャルコラボレーションと、コミュニケーションプラットフォームの「View2Connect」の使い方をトレーニングする。バーチャルリアリティは、テクニカルトレーニングにおいて鍵となる要素となっている。例えば“デジタルプラットフォーム”の研修生は、製造に中心を置くプロジェクト、加えてカールスルーエ市をベースとして起業したアピウム(Apium)との3Dプリンティングシステムの開発においてVew2Connectを活用する。

ハイデルベルグの人事責任者ドクター・ルパート・フェルダー氏は、「デジタル革命は随分前から私たちのトレーニングに影響を与えています。もしすべての領域で成功したければ、プロセスチェーンとその手順の全体像を深く理解することが、ますます重要になっています。だからこそ職業訓練学校とデュアル・スタディカレッジ、テクニカルカレッジ、そして大学を運営し、研修生にデジタルプロセスを理解するための場を提供しています」と、述べている。

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