ニシカワ アグフアソリューションでファクトリーオートメーション狙う

ニシカワの西川社長(右)、アグフア・グラフィックス社のフレデリック・デヒン副社長
ニシカワの西川社長(右)、アグフア・グラフィックス社のフレデリック・デヒン副社長

ニシカワと日本アグフア・ゲバルトはIGAS2018会期中の7月26日、東京ビッグサイト会議棟会議室で共同記者発表を開き、アグフアのファクトリーオートメーションシステムの採用を発表した。

ニシカワはB縦半裁オフセット輪転機6台、A横全判オフセット輪転機1台、A全判オフセット枚葉8色機2台を持つ印刷会社。今回アグフアの『APOGEE Drive AutoPilot』と『Expert Loader』を採用し、自動化と省力化を図る。『APOGEE Drive AutoPilot』はデータチェックやジョブの振り分けなどプリプレス工程の準備作業を自動化するクラウドサービス。『Expert Loader』は最大2,400版が装填できるCTPローダーで、プレートの開梱・装填を削減する。

同社では多品種・小ロット生産に対応するために導入した枚葉機で使用するプレート量が月間2万版に達している。ジョブ数の上昇に伴うプリプレスの前作業の増加に対応するため、『APOGEE

IGAS2018に出展されているAuto Loader
IGAS2018に出展されているAuto Loader

Drive AutoPilot』を採用。また、『Expert Loader』ではプレートの開墾・装填、パッケージの破棄などの作業を削減する。

両製品とも7月31日まで東京ビッグサイトで開催されている『IGAS2018』に出展されている。

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