アグフア 製版前の準備作業を自動化、アポジー・ドライブ オートパイロット発売

APOGEE Drive AutoPilotのイメージ
APOGEE Drive AutoPilotのイメージ

日本アグフア・ゲバルトは7月26日、プリプレスのファクトリーオートメーションを強力に推進する拡張ツール「APOGEE Drive AutoPilot(アポジー・ドライブ オートパイロット)」の販売を開始する。

近年、印刷会社に入稿されるデータは、印刷発注者のDTP環境の変化などにより多種多様なデータ形式になっている。そのため、多種多様なデータを製造に最適な形式に整える必要があり、製版前の準備工程で非常に大きな手間と時間が必要となる。

アポジー・ドライブ オートパイロットは、クラウド型ファイルストレージサービス「アポジー・ドライブ」の拡張機能。入稿されたファイルの様々な情報を読み取り、ルールにあわせて自動振り分けやデータチェック、さらにカスタマイズ可能な様々なレポートを作成する。例えば、入稿データがWordファイルであった場合、それを自動判別し、PDFに変換する必要があることを担当者やクライアントに自動で通知。また、面付け工程の進捗、複数のジョブをギャンギングした面付け数のレポートを構築し、必要に応じてMISとの連携を図ることもできる。これにより人の手間と時間を削減し、入稿からプレート出力までのオートメーション化が可能となる。

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