コニカミノルタ 八王子サイトのCECをリニューアル

リニューアルしたCECには多数のサンプルも展示
リニューアルしたCECには多数のサンプルも展示

コニカミノルタジャパンは6月29日、東京都八王子市の「コニカミノルタ八王子サイト」に開設していた産業印刷分野の顧客体験型ショールーム「Customer Engagement  Center(CEC)」をリューアルオープンした。今後の成長が見込まれる産業印刷分野の拠点として29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」、デジタルスポットUVニスコーター「JETVarnish3Dシリーズ」、デジタルラベルプリンタ「AccurioLabel 190」を中心に後加工まで実際のサンプルまで含めた体験ができる。

CECサイトリニューアルオープン開所式には、全国の印刷会社、代理店が出席。大幸利充常務執行役員情報機器兼オフィス情報機器本部長の主催者挨拶、荒井純一上席執行役員情報機器本部副本部長兼PPG営業統括部長がCEC開設の目的を説明した後、エクスポネンシャル・ジャパン代表の斎藤和紀氏が「シンギュラリティ・ビジネス AI時代に勝ち残る企業と人の条件」をテーマに記念講演を行い、CECの見学を行った。

大幸常務取締役は「CECは実機の実演だけでなく、サンプルを実際に作っていただく体験型のショールームとなっている。今後成長が見込まれる産業印刷分野に向けたアプローチを行う拠点となる。実際にお客様で制作されたンプルを多く揃え、コニカミノルタのデジタル技術・ソリューションを通じ印刷物の新しい価値や印刷業の新ビジネスの可能性を提案する場となる」とCEC開設の目的を述べた。

荒井上席執行役員PPG営業統括部長
荒井上席執行役員PPG営業統括部長

荒井上席執行役員PPG営業統括部長は「印刷を起点としたマーケティングの進化へ」を出展テーマに掲げるIGASへの取り組みを述べるとともに、商業印刷の生産機としてのプロダクションプリント機器に注力し、付加価値印刷分野を拡大していく取り組みを明らかにした。

CECの見学では実例印刷物を豊富に揃えるとともにアイデアの創出空間「サンプルルーム」を設け、体験型ショールームで29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」、デジタルスポットUVニスコーター「JETVarnish3Dシリーズ」、デジタルラベルプリンタ「AccurioLabel 190」、後加工システムのRollem社製スリッター「Jet Stream」でデジタル印刷の付加価値システムを提案した。

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