櫻井印刷所 まちをめぐって活版体験

學のまちkawagoe 実行委員会は、8月に「まちをめぐって、活版印刷体験!〜本をつくること、文字にふれること〜」を開催する。

同イベントは、本離れが進む中、市内の子どもたちを中心に本作りの現場を通じて、「本を読むこと」の大切さを知り、体験することで、書籍・文字・創作などに対する興味を持つきっかけづくりを目的に開催する。

対象は埼玉県、川越市住民および、川越市内小学校高学年から高校生。教育委員会を経由してイベント資料を配布していく。

イベント内容はスタンプラリーと無料講演会、ワークショップを企画している。

①スタンプラリー 8月1日~17日まで

◆スタンプ設置場所(予定):川越氷川神社、旭舎文庫、川越スカラ座、松本醤油商店、菓子屋横丁、鐘撞堂、大正浪漫夢通り、烏山神社
※ほしおさなえ著「活版印刷三日月堂」シリーズ、「菓子屋横丁月光荘」シリーズに登場する場所を中心に、歴史とともに紹介する。
◆ノベルティ:5つスタンプを集めると活版印刷したハガキと交換
交換所は蔵里および観光案内所を予定

②無料講演 8月17日(金) ウエスタ川越 多目的ホールA(定員130名)
13:00〜13:50 「文字をつくるひと」今田欣一氏(活字書体設計師)
14:00〜14:50  「本をつくるひと」小泉弘氏(装丁家)
15:00〜15:50 「本を書くひと」ほしおさなえ氏(作家)

③ワークショップ 8月17日(金) ウエスタ川越 多目的ホールB(出入り自由)
12:00〜16:00
・活版印刷機体験(協力:中野活版印刷店・予定) 持ち運び可能な活版印刷機を無料で体験できる。(制作内容は検討中)
・写真植字機実演および解説(協力:株式会社文字道 伊藤義博氏) 写植機(SPICA-AH)を実演。
(解説は文字道・伊藤義博氏が直接会場で行う)
・パソコンによる書籍制作の実演(予定)
今回のイベントは平成30年度川越市提案型協働事業補助金の交付を受けて実施する。事務局は櫻井印刷所が務める。

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