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大日本印刷 明るい場所でも鮮やかな映像を表示できる透明スクリーンを開発

2018.5.9

大日本印刷(DNP)は、従来製品より輝度と透明度を大きく向上させ、明るい場所でも空中に鮮やかな映像が浮かび上がるような演出ができる、新たなフロントプロジェクター用透明スクリーンを開発した。

 

従来の透明スクリーン(左)、新発売の透明スクリーン(右)

従来の透明スクリーン(左)、新発売の透明スクリーン(右)

 

DNPが提供している透明スクリーンは、透明なフィルム上に光を透過する部分と光を拡散する部分を交互に配置し、このフィルムを透明なガラスやアクリル板に貼ることで、背景が見える状態で、プロジェクターの映像を空中に浮いているように表示できるというもの。しかし、映像をよりクリアに、より鮮やかに表示するには、スクリーン内で光を拡散する部分を多くする必要があり、映像の輝度を高めるとスクリーンの透明性が損なわれ、逆に透明性を高めるとクリアで鮮やかな映像表示が困難になるという課題があった。
今回、独自開発した透明スクリーンは、特殊な光学レンズを用いることで、透明性を向上させるとともに、効率よく視聴者側に光を向ける技術の開発に成功。これまで困難だった明るい場所でも、より鮮明に空中に映像が浮かび上がるような演出が可能となった。これにより、高い透明性が求められる箇所、照明の位置などを気にすることなく、より自由な設置場所で利用できる。