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群馬県工組 組合員企業による”身近にあるものづくり”テーマの座談会を開催

2018.2.16

群馬県印刷工業組合が組合員による手づくりセミナーを開催

群馬県印刷工業組合が組合員による手づくりセミナーを開催

群馬県印刷工業組合(吉田吉太郎理事長)は、2月15日、前橋商工会議所会館で組合員による手づくりセミナー企画第2弾『身近にあるものづくりの印刷メディア方策』を、開催した。座長を同組合副理事長の石川靖氏が務め、実例発表企業として東京広告の佐藤泰久社長、コーセンドーの新井利和社長が登壇して、それぞれの取り組みを語った。

2社の実例発表の後には、石川氏、佐藤氏、新井氏の3名による座談会形式で、現在の課題や展望なども語られた。

 

座長を務めた副理事長の石川氏

「印刷業は常に進化している業態」とまとめの弁を述べた吉田理事長

まとめの挨拶を述べる吉田理事長

東京広告の佐藤氏は、「『財務体質を強くする』我が社のモットー」をテーマに発表。経理に関しては素人であるという視点から、独自で利益管理できる仕組みを構築。企業の目的は継続的に利益を出すことであるとの考えから、利益を出す企業体質にしていくための取組みを行ってきたことを紹介した。その中でもポイントとなっているのが、社員各々が、「いくら稼いだらよいのか」という意識を持てるようにしていくことで、同社では、製造原価を出して社員の中で共有しているという。また、製造現場でコストを抑えることが出来ても、価格競争をしない営業スタイルを確立することも大切であるとした。

東京広告の佐藤社長(左)とコーセンドーの新井氏が、実例発表を行い、自社の取り組みを紹介した

コーセンドーの新井氏は、印刷業が”高貴な”仕事というイメージが強かった祖父の時代からの変遷を紹介。Windowsが登場した時に、マウスパッド印刷を始めてヒットしたことがきかっけとなり、自社で値段が決められる印刷ビジネスがしたいとグッズ製作に乗り出した経緯を紹介。現在、扱っている商品は2,000アイテムに上る。発注がくればすぐに配送するため、在庫を常にストックしておく必要があるが、先駆けて始めていたことと、新しい商品を製造していくことで、多数の品数を持つビジネスとして成り立っている。現在は海外進出に取り組んでいる最中であるという。

 

閉会の挨拶をした吉田理事長からは、「印刷業はこれまでも進化をしてきた業態であり、これからも進化し続けると思う。新しい人が出てくれば、それだけ新しいものが生まれてくる。可能性に期待したい」と述べた。