トッパン・フォームズ、嗜好性に合わせて分類できるデザインプラットフォーム開発

エンジン図版4 情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ㈱は、デザイン表現や表記における生活者の嗜好性を捉えて、デザインを最適化するデザインプラットフォーム「Ugocus Engine(ウゴカス エンジン)」を開発した。企業からコミュニケーションツールのデザインを委託された場合、「Ugocus Engine」で体系化したノウハウに沿ってデザイン制作をすることが可能になる。「Ugocus Engine」は、10月を目処にテスト運用を開始する。
 「Ugocus Engine」では、生活者を対象とした基礎調査から、デザイン表現や表記における生活者の嗜好性を独自のセグメンテーションによって10種類のタイプに分類。各タイプが好む(または嫌う)デザイン表現・表記を整理・体系化した。これによりパンフレット、チラシ、Webサイトなどの企業のコミュニケーションツールを、顧客の嗜好性に合わせてデザイン制作することができる。また、ダイレクトメール(DM)などで「個客」コミュニケーションを展開する企業は、顧客を嗜好性別にセグメントしてデザインをつくり分けることで、訴求効果を高めることが可能になる。

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