【page2018】理想科学工業 新製品のデジタル印刷機を出展

理想科学工業は2月7日(水)から10日(金)までの3日間、池袋のサンシャインシティで開催されるpage2018に、新製品の2ドラム内蔵のデジタル印刷機MEシリーズの後継機「RISOGRAPH MFシリーズ」、1ドラム内蔵のデジタル印刷機の上位モデル「RISOGRAPH SF939G/939」などを出展する。顧客の現状を把握し、同社製品の得意領域である「生産性・ハードサプライともに低コスト・操作性」を訴求する。

リソグラフMF935W
リソグラフMF935W

リソグラフでは、「低設備投資・版代の安価さ・誰でも使える操作性・オーダーカラーを含む豊富なカラーバリエーション」を訴求し、軽オフセットの代替機としての活用を提案。従来の封筒に加えて、総会資料のサンプルを2種類(リソグラフとオフセット)用意し、オフセットの仕上がりと遜色がない品質の高さを示す。通常の利益が確保できず断っていた封筒や端物等の印刷物で利益を創出するための製品群を紹介する。

加えてpageでは新製品のSF939、MF935を初出展する。カラースキャナー搭載により、紙版でも入稿ができ、地域の印刷市場を取り込める。また、ライスインク(黒・カラー)の環境性を告知する。レトロ印刷の掲示物を用意し、リソグラフ印刷による仕上がりの幅広さも提案する。

オルフィスシリーズは、「GD9630」で多品種小ロットの取り込みや特殊用紙への対応力・位置精度の高さを示す。黒600dpiの高解像度印刷による請求書印刷やナンバリング印刷等のモノクロ印刷用途を訴求。用紙がカールしない特性を活かした、後処理の効率化を紹介する(FW1230)。

このほか、「GD9630」によるメーリングフィニッシャーでのDM作成・請求書作成による作業効率の向上を訴求。印刷業以外の業種に対しても提案し、新たな用途を発掘する。インクジェットロール紙印刷機もしくは軽オフセット印刷機のミスプリントをカバーするリプリント用のプリンターとしても活用できる。

印刷機以外では、印刷業界に多数導入実績があるAR(COCOAR2)の印刷サンプルや、紙以外の素材への小ロットマーキングに最適なスクリーン製版システムを出品する予定。

【出展機種】

①MF935+封筒給紙アタッチメント+スプレー装置+OCF509(裏写り軽減)インク

②SF939G

③SF939+インクバリエーション(基本17色・ゴールドインク、※ライスインクコ―ナーを用意し環境性を訴求)

④GD9630+HS7000+RP排紙台(W)+FS2000C

⑤GD9630+ORメーリングフィニッシャーⅡ+オフセットステープル

⑥FW1230+RP排紙台(W)

⑦GD9630+大容量給紙ユニット

⑧AR COCOAR2

⑨GOCCOPRO QS200、GOCCOPRO QS2536

関連記事

最新記事