凸版印刷 冊子付き新包材で地域活性

凸版印刷は、地方自治体やお土産を製造するメーカーなどに向けて、1月下旬から、地域の特産食品と、その背景にある多彩な情報や生産者の物語をストーリーとしてまとめた情報冊子をブック型パッケージに一体化し、食文化を発信する新サービス「ふうどぶっく®」の提供を開始する。

同サービスは、特産食品そのものと、生産者のこだわりやおいしい食べ方、地域の魅力などの情報をまとめた冊子を結びつけ一冊の本のような形で提供することで、特産食品の魅力を食文化として発信するもの。凸版印刷が従来培ってきた編集や撮影、パッケージ製作のノウハウを生かし、冊子の企画からパッケージ化までワンストップで提供する。食品と地域の魅力を引き出す高精細な画像や、イメージに合った装丁を取り入れることで、イベントでの販促ツールとしてはもちろん、お土産としても活用できるため、地域への集客や消費の拡大が期待できる。
本格的な提供の開始に先立ち、第一弾として、滋賀県が開発に取り組む「環境こだわり農産物」の販促資材として採用されている。滋賀県近江米みずかがみと冊子を組み合わせることで、取り組みに対する理解と販売の促進に貢献する。

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